ふでばこ その6

防犯ビデオを確認するって言っていたふでばこ事件のその後。
先週末、まだ確認はできていないの?と聞きに行ってみたところ、ちょっと返事が変わってきた。
「録画した映像を確認して、学部長に情報は渡してあるから。学部長も忙しいと思うけど学部長と直接話をして。」
何か動きがあったらしい。。。
早速学部長に話を聞きに行ったところ・・・
「これはとても慎重にしなくてはいけないことなんだ。持っていった本人のこともあるし間違えるわけには絶対にいかないしね。
持っていった本人が今後も大学で今までのようにいられるように配慮してあげる必要もある。だからもう少し待って。慎重に進めるから。」

要するに持っていった人が写っていてそれが誰なのか最後の数人までしぼれているらしい。
大よその目星もついているけど、ここはスリランカ。
何かあればうわさになって一気に話が広まってしまう。そうなると持っていった本人も大学に居づらくなる。
そうならないように配慮して慎重に進めるから。
そういうことなんだって。
すごい!スリランカ[[pict:kirakira]]これまた感心した。
私もこの犯人探しみたいになったころから、持っていった人のこともどうなるんだろうかと心配していた。
持っていった本人からすれば見たことないようなペンがいっぱい入っていて、ペンドライブまで入ってる。
Wちゃんの話でもわかるようにペンドライブ1つ買うのだって手持ちのお金を計算しながら必死になって工面して買うことを考えると、盗んでまでも欲しい[[pict:exclamation2]]と思ったに違いない。
私のふでばこを持っていってどんなにうれしかったことか。
でもその人を一生懸命に探そうとしている私。
持っていった人を大学側が断定したとき、その人はどんな怖い思いをするんだろう?
持っていったことは悪いことだけど、自分の知らないところでみんなが自分を探してビデオに写った姿まで見せて
「あなたでしょう?」

と言われたら??
きっと「泣きたくなる」じゃすまないくらい言葉で言えないくらいの思いをするんだろう。
おそらくふでばこは近いうちに見つかると思う。
私はそのときうれしくなるのは間違いないけど、反対にそうではない人も確実に1人、大学内にいることになる。
そもそも私が置き忘れたのが事の始まりだったわけで、私にだって落ち度はあった。
Wちゃんのペンドライブが必要だからあきらめずにがんばったけど、もし見つかったときには渡してくれたその人にも感謝しよう。
最近はそう思うようになってきたKeikoでした。

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