イノシシ被害

生活

今年初めて畑に入られたイノシシ被害。
イノシシって美味しいものがあるとかわかるとちゃんと繰り返し来るようになるということで、今日も畑を見にいったらやられてました💦

最初は気づかなかったんですが、
ん???大根の畝の端が崩れてる???
(見にくいですがいちばん手前の白いネットの上辺り。)

と思ってよく見たら足跡があるじゃない!?

え〜、また入られたか?
と思って足跡の方向に行ってみたら…

先日切って来年の肥料用に置いておいた枯れ草がきれいに丸めてどかされて土を確認した後が。
あらら…と思って更に見てみると

里芋が倒れてる!
親いもがきれいに抜かれてました。

え〜💦こんな葉っぱだけ取っちゃったら下にまだ里芋の子供がいてももう成長できないじゃない😭
ただでさえサツマイモもサルとイノシシにやられたっていうのに里芋まで…。
里芋もやられたということは先日種を植えた大根も、白菜、キャベツ、ブロッコリーだって危うくなるかも。

サルにやられる時は昼間の間だし、やられると
「ちゃんと見てれば、気づければ、何とかなったんじゃないか?」
って思って悔しく思うんですけど、イノシシの場合は夜の間。どうがんばっても入れなくしないことにはどうしようもない。そしてせっかく春に種芋を植えて草刈りしたり気にかけてきた里芋が収穫前にやられるのは本当に痛い。

ショックのあまり一日、心が低空飛行になってしまったのでした。

でもこの被害、ちょっと思うことがあって。
イノシシ、鹿に入られるようになったのは今年から。
昨年と今年の環境の違いで一つ知っていることがこの間の冬に山向こうのトヨタのテストコースの広大な敷地の周りを全て柵で囲んで動物が行き来できないようにしたということ。
柵の設置をした直後にこれまでなかったイノシシ、鹿の被害が出るというは柵との関係がないのかどうなのか?
たまたま重なったということも言えるのかもしれないけど、広大な敷地を柵で囲むということは必ず何らかの影響が出るということ。もしかしてそういう調査も行われるのかな?と思って少し前、愛知県の管轄部署に電話をして聞いてみたところ、テストコースを作るに当たって調査されるのは絶滅危惧種など、保護対象の生き物たち。
イノシシや鹿への影響については保護対象動物になっていないため調査はしないと返事をもらっていた。

もちろんだけど、電話で対応してくれた職員さんも調査の仕方を決めた本人ではなく、決められた調査方法に則って行うことになっているということを調べて教えてくれるだけ。
でも改めて本当にテストコースの外に追い出されて行き来できなくなった動物たちが畑や田んぼに入り込もうとすることだって十分あり得るよねぇ、と思う。
テストコースについてこれまでの発表をネットで検索すると、過去の知事のスピーチでもテストコースのあたりは特に鹿やイノシシが多い地区として認識しているって発言もあるみたいなんだけど、テストコースの中のことだけではなく、周りの住民と逃げた動物との関係はどう考えているんだろうか?

里山というのは動物と人との境目にある場所。
そして山と平地の間にある場所。
林を守り、田んぼを続けるからこそ山にしっかりと水が蓄えられ、それが平地の街の方へ濁流となって押し寄せることなく生活ができる。里山の環境を守ることは街の生活を守るためにつながる。
だから山を大切にしなくてはいけない。
この土地に来た時にそう聞いていた。

何度も書くように、今回のイノシシと鹿の被害はテストコースの柵と関係があるのかはわからない。以前私がこの里山に来る前にイノシシと鹿の被害を考えて当時田んぼと畑をやっている人たちに柵を無償で配布したという話も聞いているけど、私はその後にここに来たから畑にはその柵がない。
そうなるとイノシシや鹿が畑の虫や作物を狙ってやって来てしまうわけで…。
里山への移住とかIターンとか支援や推進するなら鹿、イノシシの害についても調べてくれると嬉しいんだけどなぁ。
イノシシの足跡を見ながらつくづく思ったのでした。

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