ガマ

先日紹介したアリドン2013年4月13日参照)だけでなくて、実は田舎の家には他にもプレゼントを渡してあった。
通常、スリランカでは新年のプレゼントといえばやっぱり洋服で、それを買うために新年前には洋服屋さんが大混雑するんだけど、家族の多い田舎の家。10人分ほど買わなくてはいけなくなるからさすがにそこまでの時間は取れなくってこんなプレゼントを贈ることにした。

見たことがある人もいるかもしれないけど、ここ数年でバティックのお店や、コロンボやヌワラ(キャンディ)では道端でも売られるようになった黒いビロードの生地に書かれた絵。
よくあるのがクジャク、象、ぺらへらの行列の絵とかで観光客受けするような絵なんだけど、これは昔懐かしいようなスリランカのガマ(村)の様子。
かなり大きな絵で横1.5mくらいはあると思うんだけど、先日コロンボで見かけて一目見て気に入って衝動買いのように買ってしまった。
渡すまで私も何度も広げてみては眺めてうっとり。
のどかに暮らす人々とその生活の様子が描かれたこの絵はプレゼントした田舎の家族にも大好評で、即壁に飾られた。
スリランカの人たちはこういった絵や自然の花、木、そういったものを愛でる心が高い気がする。
そういった気持ちも小さい時から学校や家で教えられる歌や詩から育まれる気がするんだけど、そういう詩や歌に使われるのが先日も紹介したS.マヒンダヒミ2013年3月27日参照)とかそういう歌からなんだろうな〜。
日常生活と文学は少し離れている気がするけど実は小さいころからとても身近にある。
やっぱり文学って大切だし、そういう小さいころから触れ合ってきた言葉とその内容がその後の生活の端々に浸透していくんだな〜なんてちょっと難しいかな?

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