スカートあれこれ

今日はずっと前からそうじゃないかと思いながら核心が持てなくて誰にも言えなかったことを一つ。[[EE:AE4F1]]
スリランカの女性は長いスカートを好む人が多い。
洋服屋さんに行っても足首までくらいのスカートがたくさんあるし。
最初のころそれを見たとき、
「そんな長いのを外で穿いたら裾が汚れるんじゃないの??」[[pict:alien]]
と思っていた。
日本では長いも短いもファッション以外で考えたことはなかったから。
でも、滞在するにつれて長いスカートを穿く他の理由があるんじゃないかと思えてきた。
それはマドゥルヲ(蚊)対策。
短いスカートを着るとどうやってもひざから下辺りは防ぎようがなくて蚊に喰われるけど、長いスカートなら足先だけで何とかなるし、足先もスカートがひらひらすればある程度マドゥルヲを追い払うことができる。
それでも私は裾が汚れるのがいやで、外出するときにはひざ下くらいのスカートを穿いていたけど、家の中では長い巻きスカートを穿いて、すっぽりと足を隠してマドゥルヲが来ないようにしていた。
この長いスカート、ふと考えればスリランカの女性の着るサリー足元まですっぽりと隠れてる。
そういえば昔の日本でもマドゥルヲがたくさんいるのは同じことで、よくよく考えると時代劇にでてくるような衣装着物[[EE:AEAA3]]、袴なども足元まで隠れてる。
時代劇をテレビで見ているこっちはマドゥルヲのいない生活をしているけど、実際のその時代にはどのくらいマドゥルヲがいたんだろう?と考えるとあの障子を開けたままの日本家屋なら今のスリランカよりも室内にはマドゥルヲがいたのかもしれない。
戦国時代、江戸時代だってお城勤めをしていたお女中さんたちは足袋を履いていなければ正座をした足の裏をマドゥルヲに喰われつつお勤めをしていたのかと思うとそれだけで大変だと思う。
あれ?
そう考えると日本とスリランカだけじゃなくて最近日本で流行の韓国だって民族衣装のチマ・チョゴリは足元まですっぽりだよね??
中国だってそうじゃない?
西洋も足元まですっぽりの長くてふわふわなドレスのイメージ。
服の裾が短いイメージがあるのは、ギリシャの男性とか。
女性はこれまた長かった気がする。
確信はないけど、長いスカートを穿くことの本来の意味マドゥルヲ対策だったんじゃない??
誰かその辺り知りませんかね〜??
誰に聞いたらいいのかわからなくて悩んでいるKeikoなのでした。

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