スリランカからの郵便物の発送

「まだ続くよ!パッションフルーツあれこれ」(2014年5月24日)の最後にスリランカの郵便局からは液体のものの発送はできない話をしましたが、今回はそのことについて。
スリランカの郵便局から海外へ荷物を発送する場合、注意しなくてはいけないとされるものの基準の1つは一言で言ったら
他の郵便物の迷惑になるようなものかどうかということ。
具体的に言ったら例えば匂いの強いもの、もしくは何かの拍子に漏れ出て来る可能性のあるものということ。
匂いの強いもので発送できないものの代表的な物はカラワラ(塩漬けの干し魚)。
保存も効くし海外にいる息子に送ってやりたい!と思うこともあるらしいんだけど、匂いが漏れ出て周りの荷物に匂いが移ってしまい、迷惑をかけるからということで発送禁止なんですね。
そして液体物の発送も禁止になっている理由は何らかの理由で液体が外に漏れ、他の荷物を濡らしてしまったりと影響を与えてしまう可能性があるため。
どうしても送りたい!と思うことはあるかもしれないけど、その理由を聞けば納得できるしそこで「自分だけ!」ということはできないこともわかる。
でもコッソリ送ることはできるんじゃない?と思うかもしれないけど、残念!スリランカでは発送前に内容物の確認ということで郵便局員さんのチェックがあるんですよね。
内戦中は爆発物や危険物が入れられているといけないからと言われていたけど、それと同時に送る側は何でも送れると思って持ってきてしまう可能性がある。
だからそこでチェックすることによって発送できないものは「発送できません」とお断りされる。
ということで日本なら発送前に封をした状態で持ち込んでそのまま発送できるけど、スリランカの場合は確認の後に封をするのでコッソリということもできない。
面倒くさい〜!と思うかもしれないけどそれは考え方次第で、郵便局員さんというのはやっぱりそれでも発送についての知識はしっかりしてる。
私も日本に到着した荷物の梱包が思っていた以上に衝撃やいろいろな人の手を得てここまで来たんだな〜と思うくらいの姿になって届いた経験ももちろんある。
箱に詰めて発送した場合、それがどういった場所を通って日本に行くのか私たちは知らないけど、郵便局員さん達は知ってるわけで、それを知っている上で梱包の指示を出しているわけだからそう考えれば中身のチェックと同時に梱包に必要な程度もわかってる上で指示してくれていると思えばそれは面倒なのではなくて逆にありがたい話。
送ったものが壊れたって自分のじゃないし、知らないよ!と思って見ているのではなくて、ちゃんと考えてくれてるんですよね。
そういう意味で液体物、匂いの強いものは基本的に発送禁止なんです。
スリランカの郵便局から何か発送しなくちゃいけない時には覚えておくと何かの役に立つかも!?

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