スリランカの国の木の花

今週末も田舎の家に来てみたところ、朝隣の家のIくんがダンパーサラへ行くからと花を摘んでた。
「アッケ〜いい匂いだよ。見て〜!ナーガハの花!!」
って見せてくれたのがこれ。

ナーガハって国の木でダラダマーリガーワ(仏歯寺)にも生えてるしお寺や大学でも見かけるんだけど新芽が赤く色づく木。
(ナーガハの写真は2010年11月13日参照
国の木って菩提樹(ボーガハ)じゃないの?と思うかもしれないけど、
ボーガハはブドゥハームドゥルヲ(ブッダ)が悟りを開いた時に座っていたのがボーガハの根本だった。
ナーガハは次にブドゥハームドゥルヲとなる人が悟りを開くと言われている木。
だからスリランカの国の木には未来のブドゥハームドゥルヲの悟りを開く木を選んだ。
らしい。
ちなみにその前にブッダは何度も現れていてそのたびに悟りを開いた木が変わっているから最初のブッダからボーガハの下で悟りを開いた最後のブッダまでそれぞれ対応する木が決まってる。
時々お寺に行くとその木を実際に植えて見せてるところもあるくらい。
ホント、仏教についてのクイズ大会やることになったら私は絶対その辺りをクイズに出すことを考えるね!

とまあ話は脱線したけど、Iくんの持ってきてくれたナーガハの花。
これまで匂いを嗅いだ事はなかったけどすごくいい匂い[[pict:symbol7]]
黄色い雄しべもまあるくこんもりと広がってきれい[[pict:symbol7]]

しばらく机の上でいい匂いを楽しませてもらったのでした。

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