スリランカの田舎料理

大学院の授業で先生が田舎の料理として話した食べ物がある。
それはキリバトゥ(ココナッツミルクライス)なんだけど、ただのキリバトゥではなくてムンアェタ キリバトゥ。
今ではキリバトゥというと茹でていないキャクルハール(生のお米)だけで作るキリバトゥ。
でも昔はそこにムンアェタ(緑豆)も混ぜて作っていた。
「ムンアェタ キリバトゥって昔あったよね〜。知ってるかな?名前を聞くといの一番に田舎を連想する言葉だよね。」
笑いながら話すそんな先生の言葉を聞きながらこれまた田舎の家族に感謝していたKeiko。
今朝はそんなムンアェタ キリバトゥが朝ごはん。
先生は田舎の料理と笑いながら話したけど、この家では現役で時々作られてます。
普通のキリバトゥも作るんだけど、家族が好きなのはアンマーの作るムンアェタ キリバトゥなんだって。
ということで
「明日はキリバトゥ作ろうかね〜」
とアンマーが呟くと
「やった〜、ムンアェタ キリバトゥにしてね!」[[pict:kirakira]]
とちゃんとリクエストがでる。
ムンアェタはハールよりも火が通るのに時間がかかるから、作る前に一晩水につけてふやかした後、先にムンアェタを半分茹でて、ころあいになったらハール(お米)を入れて料理するらしい。
茹で上がったキリバトゥは庭から取ってきたバナナの葉っぱに乗せて、

庭から取ってきたバナナの葉っぱ。
洗ってしっかり拭いてきれいにしてから使います。


ご飯を包むこともあるバナナの葉っぱ
防腐作用もあるらしいですよ。


緑豆入りキリバトゥ、炊き上がりました〜!

バナナの葉っぱの上にどさっと!
もうひとつ用意した手のひらサイズのバナナの葉で平らに広げる。

それをひし形に切ったら・・・


できあがり!
お店では売られているのを見たことがないムンアェタ キリバトゥ。
スリランカ旅行のどこかで見かけたらぜひ食べてみてくださいね![[pict:kirakira2]]

ピリ辛のルヌミリス
(チリとたまねぎと塩を混ぜたもの)
と一緒にいただきま〜す!

[[pict:tulip]]ちなみにムンアェタは一晩水につけてやわらかくするのはいいんだけど、残ったりするとスリランカの陽気だとその日のうちに芽が出始めちゃう。
スリランカでは発芽させて食べることはしないからそうなったら捨てられちゃうけどムンアェタは緑豆だからそのまま暗いところにおいてしっかり発芽させればもやしとして食べらますよ[[pict:light]]

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