バナナの花

今日はケセルムーワ(バナナの花)をもらったので料理をしてみることに。

バナナの花、ケセルムーワ
いろいろ料理の仕方はあって、パリップカリー(豆のカレー)に一緒に入れたりしてもおいしいんだけど、今日は単発でケセルムーワ!って感じられる料理を。
まずケセルムーワは最初外の数枚を剥く。
キャベツの一番外の皮2〜3枚は使わないのと一緒。
剥くとこんな感じで、中には花びらのような花の根本におしべのようなケセルの花がある。

一枚剥くとこんな感じ。
白いもやしみたいなのがバナナの子供

これがバナナの子供で、これが大きくなってそれぞれのバナナになる[[pict:item10]]ってわけ。
でもご心配なく、ここにいたるまでにすでに何枚か花びらを落としながらこのケセルムーワはバナナの木にちゃんとバナナを残してきてます。
ぶどうと同じようにある程度実がなったらきれいに実がなるように、間引きするのと同じで、バナナの実がある程度できたらこの花を取って花も実も両方収穫するようになってるんです。
ということで、ケセルムーワ。
この皮を剥いたら縦に繊維があるのでそれを切るような感じで切っていく。
切ったら水にさらして灰汁を抜く。

たまねぎを薄く切ったみたいに見えますね。
切ったら水で洗ってフライパンへ。
一緒にラトゥルーヌ(小さなたまねぎ)とタッカーリ(トマト)、アムミリス(青唐辛子)、トゥナパハ(カレーパウダー)、カハクドゥ(ターメリック)、ミリスパウダー(唐辛子粉)ルヌ(塩)、を入れて弱火で炒める。
私は蓋をして弱火でゆっくり炒めるのが好き。

おいしくな〜れ〜!
で、できあがり!

全部一緒に炒めるだけ。
とっても簡単です。

スリランカではバナナの花も食べるんだよ〜と聞いた時に最初はびっくりしたけど、今はバナナの花を見ると「おいしそうだな〜」と思うようになったし、以前日本で植物園に行ったときにバナナの花を初めて見た友人が
「バナナってこうやってなるんだ〜!」[[pict:kirakira]]
と感心している隣で
「おいしそう・・・」[[pict:fork]]
とつぶやいてびっくりさせちゃったことも。
今では大好きなスリランカ料理の一つとなりました。
みなさんはバナナの花を料理する機会はなかなかないかもしれませんが、
旅行の時に見かけたらぜひ食べてみてください![[pict:good]]

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