ラティンニャ

新年の用意の中でみんながわくわくするのがこのラティンニャ(爆竹)の用意。
朝は
「そんなやらなくてもいいもの、わざわざ買ってこなくてもいいでしょう。」
なんて言っていたのに、お昼過ぎてくると
「隣のうちのIくんが買いにいくって言うから一緒にいってくるわ。」
と言い出し、
「それなら私もお金出すから一緒に買ってきて。」
となり、夕方にはお母さんもそわそわしだして
「足りないかもしれないからもう少し買ってこようかしら。」
なんのこっちゃ。[[pict:piyo]][[pict:ase]]
結局日が暮れる[[EE:SE44A]]ころにはしっかりラティンニャがそろっていたのでした。

軒先などにぶら下げて火をつけると順に点火して立て続けに音が鳴るラティンニャ


これはおなじみロケット花火タイプ


左の丸いのは円を描いて高速でくるくる回るタイプ
右の細長いのは火をつけて投げると大きな音がしてはじけるタイプ
(これも近くではじけると危険)


これが唯一日本の子供用花火に似てる。
手に持ったまま火をつけて楽しむタイプ

今年の新年は
12時56分(お昼)
ナカタに入る(食べる、飲む、読む、書く、見る、など何もしてはいけない時間)
19時20分 
新年
19時42分
かまどに火を入れ、ココナッツミルクを噴かす。
22時28分
南に向かって今年一年にがんばりたいことを行い、その後ご飯を食べる。
ちなみにこの後は
15日 7時8分 南を向いて頭に薬草のオイルをぬる。この後から洗髪もしてよい
16日 6時31分 キリバトゥとゴマを混ぜたご飯を南を向いて食べ、用事をしに行く。
18日 6時22分 キリバトゥとハクルを混ぜたご飯を西を向いて食べて仕事に行く。
とそんな感じ。
日本の花火よりは大きな音が出るのがメインになっているスリランカのラティンニャだけど、今年は新年が暗くなってからとあって音だけでなくちょっとだけ楽しめる。
ただしロケット花火を含め、近くで爆発すればやっぱり危険。
小さいときにそれで指がなくなってしまったという人も時々いるし。
ということでこの田舎の家ではロケット花火は火をつけて空高く放り投げる!
と、空へ投げられるうちに火薬にがつき、空中で流れ星のように飛んではじける。
これなら地面に向かわなければ危険は少ない。
ただし、火薬に火がつくまでの間に下に落ちてしまってはいけないので投げるのは家の中で一番投てき力のあるマッリ(弟)の役目。
というわけで19時42分のココナッツミルクを噴かす時間と同時に半分のラティンニャを楽しみ、
22時28分に残りのラティンニャをすべて鳴らしてあっという間に終了したのでした。

円を描いて高速でくるくる回るタイプの花火は家の中で!?
みんな椅子に座って足を床から離してるけど、
これも危ないって!


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