卒論 大詰め

私の授業は日々変わりなく行われているけど、最近のシンハラ語学科はというとこの時期卒論提出のためにシンハラ語学科スペシャルの4年生(最終学年)がひっきりなしに先生を訪ねてきてる。
提出期限は14日。あと残り4日。
卒業論文は何がそんなに大変なの?と思うかもしれないけど、どっこいそれが超大変。
スペシャルの場合、少なくとも1年前、人によってはそのもっと前からテーマを決めてリサーチして、そのテーマについての論文を書く。
論文は最終的にはだいたいA4サイズの紙に片面印刷して100枚以上。
それをまずは手書きで書いて先生に少しずつチェックしていってもらう。
先生がOKしてくれなければ卒論は作っても評価されないことになってしまうので、必ず先生の確認をもらっていかなくてはいけない。
書けたら次はシンハラ語のタイピングができるかどうかが問題。
シンハラ語のタイピングはちょっと特殊(日本語をローマ字打ちでなくてひらがな打ちする感じ。でもキーボードにはその文字は書かれてない。)だから、自分でできるのであればインターネットカフェで、もしくは運よくノートパソコンなりパソコンが手元にあればそれでタイピング。
パソコンがなくて自分でタイピングもできなければインターネットカフェなどに持って行ってお店の人にタイピングしてもらう。
でもタイピングしてもらってもお店の人もシンハラ語の専門家ではないので文字が間違っていることも多々あるため、打ってもらったシンハラ語をプリントアウトするかパソコンで逐一全部チェックして訂正。
何しろシンハラ語学科なので(ま、そうでなくても許されないけど)文字の間違いがあっては大変!
そうしてできあがった論文を今度は製本。
大学近くであれば卒論を製本するという作業はいろいろなお店でやってくれているのでお店に行って何冊作りたいのか、そうするといくらかかるのかを確認して注文。
何冊も作れば割安になるけど、それは100冊、1000冊の単位。
卒論なんて2〜3冊程度しか作らないから本当に自分だけのオリジナル。
金額も3冊で表紙をつけて題名も印刷してつけてもらって・・・といろいろやると4000ルピーくらいかかる。(らしい・・・)
そうして作った卒論を提出。
その提出期限が14日。
今日の時点でまだ製本されていない、プリントアウトだけの卒論を手に持っている子ばっかり。
今日、明日には製本しに行くってことだけど、それでもドタバタの卒論提出。
いつもなら
「Keiko〜!コホマダ〜?(元気〜?)」
とのんびり話しているところだけど、ここ最近は
「Keiko、サータ カターカラー。ママ ヤンナン!(先生と 話してきた。私 行くね!)[[pict:ham]][[pict:ase2]][[pict:symbol5]]」
と本当に忙しそう。
ええ、あと残り4日ですから!
みんな、がんばれ〜!!

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