学ぶこと

日本からのお土産を持ってやっとこの週末に田舎の家へ。
日本に行く前3週間ほど顔を出していなかったこともあったけど、日本帰国をしていた2週間はアンマーも特に待ちきれないでいたみたい。
何しろ飛行機、空港、日本、都会すべてが別世界の話。
田んぼをはだしで歩いている日常のほうが私にとっては興味があるけど、それはそうでない世界を知っているからこその話。
歩いても走ってもいけない世界のことが身近に感じられるだけでも
アンマーにとっては何度聞いてもまた聞きたい未知の世界。
そんなこの家でみんなが確実に喜ぶお土産はチョコレート、日本のお菓子(ただしおいしいと思ったもの)。
その他は何もいらないといつも言われる。
今回も例にもれず日本のチョコレートをたくさん渡したところ、もちろんいつもこの家に遊びに来ている隣の家のIくんのところにもおすそ分け。
朝お土産を渡した後、夕方また遊びに来たIくんにお土産食べたかアンマーが聞いたところ
「おじいさんと〜、おばあさんと〜」
と分け合ったことを言っていた。
でも!!
その直後家の前を通って行くおじいさんにアンマーがお土産を食べたか聞いたところ
「食べてないな〜。」
ということでウソがバレたIくんは即座に怒られた(笑)
でもこういう時の怒られ方は決まってる。
「何かをもらったら必ず周りにいる人たちに分けなくてはいけないといつも言っているでしょう!?周りの人に気遣いできないってどういうことよ!何のために学校に行って勉強してるの?」
子供がケンカしても悪いことをしても必ず言われるのは
「あなた学校に行って勉強したんでしょう?」
の言葉。
この家では勉強をしなさいとは一切言われないけど、
学校というのは人との付き合い方、接し方を教えてくれるところだと考えている。
成績がいいか悪いかは重要ではない。
学校とは道徳を教えてくれる場所で、人よりもより長く学校へ行ったのであれば人への気遣い、配慮がよりできるようになっていなければ意味はない
学校へ通い続けられなかった人にはわからないことも多いため、そういった人たちにへの気遣いを忘れず、正しい考え方でみんなの相談に乗り、導いていってあげられることができるようになるのが学校へ長く通った人のするべきこと。
けして成績が良くなってお金持ちになるために学校に行くのではない。
しっかり怒られたIくん。懲りずに笑ってるけど
しっかり学校に通っていろんなことを覚えてよね!

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