帰ってきたチャングミ

ず〜っと前にチャングミという子犬がこの家にいた。(2012年11月23日参照)

車に向かって突進していたころのチャングミ。
走り回れないようにつながれちゃってふてくされ中。

でも、ある日突然急に姿を消した。(2013年2月20日参照)
いなくなったことは寂しかったものの、きっとどこかで元気にしてるんだろう。
そう思いつつみんなチャングミのことを徐々に忘れかけていたところだった。
ところが[[pict:exclamation2]][[pict:exclamation2]]
今回田舎の家に来て「最近変わったことは?」と聞いてみたところ
「2〜3日前の夜にチャングミが帰って来たの!!すごく背が高くなってほっそりきれいな犬になって戻ってきてね!」
その日の夜、家の玄関も閉め、みんなが寝ようとしていたところ家の前でキャウ〜、キャウ〜![[pict:dog3]][[pict:loudspeaker]]と呼ぶ犬がいる。
なんだろう?と思って扉を開けてみたところ、そこにチャングミがいたという。
アンマー曰く「まるで『私、帰ってきたよ〜!』と言ってるみたいだったね」
連れ去られた先もわからなかったけど、大きくなっていらないと思われてまた捨てられたのか、自分で逃げてきたのか・・・でもいずれにしてもこの家のことは忘れておらず、夜に扉が閉まっているのにも関わらず家の人を呼んで気付いてもらおうとするくらいの記憶はあったということだよね。
それで、チャングミは今どこに??と聞くと
「夕飯は食べにくるよ。それ以外の時間はどこか他の場所にいるみたい。」
はぁ〜・・・ココ夕飯の家??[[pict:fork]]
実は最近子犬が産まれてから家の周りの犬社会も変わってきた。
子犬を産んだ母犬は元々スンギに連れられてこの家へ来てお産を待っていたんだけど、子供が生まれると気が立ってしまったのかスンギに喰ってかかるようになった。
スンギはとても愛嬌のある犬で誰とでも仲良くするんだけど、ケンカ腰の母犬がうっとうしくなったのかこの家から少し離れたこの家所有のランブータンの畑の近くで寝泊まりするようになった。
ちょうどランブータンも実がなる季節でリスなんかの動物に食べられたり、盗まれたりもされないようにターッタ(お父さん)がランブータンの畑の脇の家に寝泊まりするようになったからそこにスンギも付いていって一日中いるようになったらしい。
そんな時に戻ってきたチャングミ。
チャングミももしかしたら子犬を育てている母犬のことを考えてあまり近寄らないようにしているのかもしれない。
そんなことを考えていたら
「少しの間だけランブータンの畑を見ている人がいないから1〜2時間だけいてくれる?」
とお願いされて私がランブータンの畑の隣の家へ行くことに。

そろそろランブータンの季節。
そろそろ売れるのもありますが、私は店番ではなくて見張り番なので買いに来ても
「ないよ」で通します。とか言いつつ私はかなり食べちゃいましたが。
いや、それでいいって言われたから・・・

行ってみるともちろんスンギもここにいて、更にスンギナッティという小柄なこれまたメス犬と仲良くなって一緒にこの家に住み着いていた。
すると1時間ぐらいして本を読んでいた私の目の前に白っぽい犬が一気に走ってきて嬉しそうに尻尾を振ってきた。
「どっから来たの?この犬??」
と思って気がついた
「え〜!チャングミ!??」
チャングミはちゃんと私のことも覚えていたらしく、ホントに一目散にあいさつに来た。

私のところに来た後、スンギ(手前)にもあいさつ。
確かに以前よりもかなりほっそりとして背も高くなって、コロコロしてたのがウソみたいなチャングミ。
でも「チャングミ?」と話しかけると嬉しそうにとびかかろうとするところを見ると名前も覚えてたらしい。
いやいや、名犬ラッシーじゃないんだから。
しばらくするとスンギと近くにあった使い古しの靴下を見つけて引っ張り合って遊び始めた。

雨上がりの道路へ靴下を持って行ってじゃれ合ってます。
車に気をつけて〜。

チャングミがいなくなった直後にスンギが家に来たから面識はなかったはずだけど、もう仲良くなっていい遊び友達になってるみたい。

見かけはずいぶん変わってしまったけど、ナンギーがすぐにチャングミと気付いたのは生まれつきチャングミは尻尾が短かくてそれはもちろん大きくなっても変わらなかったから。

今度はぼろ布をガジガジ・・・
またしても別に飼っているわけでもないのに養う相手がどんどん増える田舎の家。
ご飯あげるの大変じゃないの?と聞いても
「でもどこの家もご飯はあげていないから、ウチがあげなかったら食べるものが無くなっちゃってかわいそうでしょう?」
お金があり余ってるほど裕福とはいえない家だけど、
アンマーの心は相変わらず豊かみたい。

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