忙しそう

大学の先生達がこのところとても忙しそう。[[pict:book]]
新入生が入ってきたことがその一番の原因なんだけど、これがまた忙しいのはシンハラ語学科だけらしい。
スリランカはシンハラ語だけでなく、タミル語英語といろいろな言葉を使う人たちが住む国。
母国語を決めることはできないので「母語」と表される。
でもそんな中でもキャラニヤ大学では新入生が入ってきたときには今後英語で授業を受けるとしても最初はその新入生全員に改めてシンハラ語を教える[[pict:pencil]]んだという。
ということで新入生は2200人ほどいるらしく、先生たちも一生懸命。
「ここ2〜3週間だけなんだけど、ちょっと授業をするのが難しくなるかもしれない。ごめんね。[[pict:ase2]]」
と予め言われていたのでそれについては問題ナシ。
毎日学校へ行って先生を見かけたら
「今週はいつできますか?」
「予定している曜日、時間で出来ますか?」

と逐一確認していく。
でもこうして先生たちが一生懸命になるのにも教えるだけではなく別の理由があるという。
スリランカでは高校生(Aレベルの試験)が終わる18歳ごろまではたいてい恋愛禁止。[[pict:break]]
それが大学に入ったと同時に一気に開放[[pict:bomb2]]される。
道路でカップルがぴったりくっついて仲良くするのは気に入らなければ警察に通報[[pict:mobile]]することだってできるけど、大学構内では節度を守っていれば道路にいるよりも甘く[[pict:tulip]]見てもらえる。
それがスリランカではみんなが知っている周知の事実。[[pict:loudspeaker]]
となれば新入生もここから恋愛自由![[pict:symbol4]]と嬉しくなってみんな糸が切れた凧みたいに飛んで行っちゃう[[pict:item3]][[pict:item3]]に決まってる![[pict:item3]][[pict:item3]][[pict:item3]]
というわけで最初はちょっと厳しく
「甘く考えてはいけません[[pict:exclamation2]]」
とシンハラ語の授業をシッカリと行うんだという。
でもこれは前にも言ったとおりシンハラ語学科だけ。
歴史を教えてもらっている歴史学科はのんびりしたもので
「学生40人くらいしかいないから授業は普通にできるよ。」[[pict:good]]
と変化はそれほどない様子。
でもそんな中でも、シンハラ語学科の先生たちはいつも声をかけてくれる。
授業が始まったときには
「先生たちはドタキャンが多いから前もってこちらから連絡して確認したほうがいい。」
と言われていたんだけど、逆に今週はできる、来週はできないと先生たちの方から前もって電話や声をかけてくれる。[[EE:SE317]]
もちろん急に会議になったり用事が入ってしまうこともあるけど、そういう場合は
「来週2時間やりましょう。」
と便宜を図ってくれたりもする。
勉強するためにスリランカに来ているわけだからそのための時間は明けてあるし、その日の授業がすべて潰れてしまうことはないから私は問題ないけど、先生たちのバタバタ感と疲労具合がむしろ
「パウ(かわいそう)」[[pict:rain]]
と思う。
先生たち、あまり無理しないでくださいね!
私はもう少し時間ができてからでも大丈夫ですから!![[pict:good]]

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