新年のキャウィリ

シンハラ語でキャウィリというのはスイーツという意味。
甘い食べ物[[pict:item9]][[pict:softcream]][[pict:pudding]][[pict:kakigoori]]ってこと。
新年に作られるスリランカの食事はキャウィリが大部分を占める。
そしてその新年に作られるキャウィリでも思い出すが!
日本でも翻訳されている「きつねのホイティ」[[pict:note]]

日本語の本は手元にはないので・・・
シンハラ語の本です。

そのホイティが最後に騙されて食べるのが結婚式の食事。
そのときに出されるのが
「キリバトゥ、アースミ、キャウン、結婚式のときに食べるご飯。」
日本語では「キリバス、アズメ、ケブン」となっていたのかな?
キリバトゥはおなじみミルクライスでこちら。

ココナッツミルクで炊いたご飯。
日本のお赤飯のようなものです。

そしてアースミというのがこれ。

赤いのは色付けした砂糖です。
できたてを紅茶と食べるとおいしい!

そしてキャウンがこれ。

これもできたての熱いのを食べると甘さも気にならずおいしい!

ただしこれはムンアェタキャウン。ホイティが食べたのは絵本の絵から見るとコンデキャウンという油のもっと多いキャウン。
ホイティは家の裏に干されていた服を着てご飯を食べに行くようになって、すっかり人間を騙せたといい気になってしまったため、人間に仕返しをされて結婚式の花嫁さんの着るサリーを着せられて食べさせられてのがこのご飯。
そして
「『奥さんが村に行ってしまったからご飯をください』ってあなたが結婚式の主役のお嫁さんじゃないの、旦那さんはまだ来てないのよ」
とたしなめられてやっと気づかれていたことを知る。
森に帰ったホイティは
「昔はずるがしこい王様はキツネだったけど、今は村の奥さんのほうがもっとずる賢くなった」
と反省をする。
日本語訳は手元に本がないのでこの辺り少し内容が変わっていた気もしますが・・・
出てくるキャウィリは変わっていなかったので、ホイティの話を読んだことがある方、
スリランカに来たらぜひ食べてみてくださいね![[pict:good]]
ホイティには出てこなかったけど結婚式や新年に必ず出てくるコキスもついでに。

コキスはキリバトゥや普段のライス&カリーと一緒にパパダンのように砕いて食べるとおいしい。
ちなみにこのコキスは全部Keiko作。
意外と簡単に作れちゃいます。


新年明けて日が差し込んできた田舎。
うっすら霧が出て朝もやもきれいでした。


タイトルとURLをコピーしました