最期のとき

朝起きて大学に行くMちゃんをベランダから見送った直後、今出て行ったはずのMちゃんが私を呼んでる!?
どうしたのかと思ったら小雨の中、寮のゲートに小さな鳥が止まって寝てる[[pict:zzz2]]
いつもジャンブウやアンバ(マンゴー)の木の間を飛び回ってるハチドリの一種じゃないかと思うんだけど。。。
朝も8時近くになってこんなところで寝てるのはおかしい。
起こしてもすぐに目をつぶってじっとしてる。
これは・・・体調不良。
しかも見た目あまり状態は良くないみたい。
たぶんこの後は・・・。
鳥の専門家とか鳥について勉強してるわけではないからどうしたのかはわからないけど、しばらく寮のアンティと様子を見たもののどうもすでに何かにつかまっているのも辛いみたい。

目をつぶって動かず、じっとしてます。

「このままここに置いておいてもネコに食べられたらかわいそうだしKeiko、ちょっと見てやって。」

とアンティに言われ、それがいいことか悪いことかはわからないけど一時預かることに。
スリランカは暖かいとはいえ雨の降る朝に濡れたままでは体温も下がっちゃう。
ビンにお湯を入れて簡易湯たんぽを作って近くに置いてやったけど・・・
たぶんそう長くはないでしょう。。。[[pict:rain]]
予想通りその後1時間ほどで死んでしまったけど、鳥に詳しくないから寿命だったのかそうでないのかはわからなかった。
スリランカは身の回りにたくさんの動物がいる。
たくさんいる代わりにその寿命を知ることは少ない。
犬やネコならよく見かけるからいなくなればわかるけど、鳥になると見分けがつかないし正直まったくわからない。
でも今回私の元に来たこの鳥が生きていたという証は私が保証するから。
スリランカじゃすぐに次の人生が始まるっていうし、そのときにまた会おうね。
そう願ってアンティと庭の隅に埋めてあげた。
この鳥の次の人生がより良いものになりますように!

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