津波募金

津波が起きて大変なことになったということはスリランカにその日のうちに伝わった。
大学内で親身になって情報収集をがんばったのはやっぱり何といっても現代語学科で日本語を教える先生達だと思う。
今日の朝、学校へ行くと大きなのぼりを手にしている先生達を見つけた。
津波の写真もついてる。
「どうしたの?」
と聞くと
「私たちにも何かできないかって考えて
津波の支援募金をすることにしたの。」

昨日私も先生達に「何かできることないかな?」って話していたところだったんだけど、現代語学科の他の外国語を教える先生達も手伝ってくれたのか1日でのぼりを作ったらしい。
もちろん、私も手伝うよ!![[pict:piyo]][[pict:symbol4]]
「構内での支援募金活動だから大学から許可をもらってからになるし、今日のお昼過ぎごろからだと思うんだけど・・・Keiko来れる?」
「来る来る!午後コロンボに行く用事があるけどすぐに終わらせて来るから!絶対手伝う!!」[[pict:good]]

先生たちが大学の許可を取る前にのぼりを作ったのにはちょっと理由があって、20日から大学はテスト休みに入る。
でもその3日前明日17日(木曜日)はチャンデ(選挙)があるからたくさんの学生が投票のため地方に帰省する。その後は週末になるので金曜日もついでに休みにするとかいう話もあってそうすると今日が登校最終日になる学生もいる。
支援募金は3日間、19日まで行うといっていたけど、構内でやって効果があるのは休みに入る前、登校最終日になるかもしれない今日が一番効果的。
というわけで昨日用意をして今日許可が取れ次第開始となったんだって。
私はコロンボに行って帰ってきたのが3時ごろ。
すぐに大学へ行ってお手伝いした。
「アーダーラ デンナ〜!(募金をお願いします〜!)」
と呼びかけると津波のことを知っている人たちが何人か募金をしていってくれた。
特に先生達は入れていってくれる確立が高くてさすがだと思う。
もちろん生徒もいる手前素通りはできないと思ったのかもしれないけど。
スリランカのお金は日本のレートにするととても少額になってしまうけどそれでも何もしないよりはと日本語を教える先生達もがんばってくれた。
スリランカからできることって本当に少ないけどそれでも何か力になれればいい。[[pict:kirakira]][[pict:piyo]]
私としてはスリランカの学生が無いなかから少しずつでもお金を出して募金をしてくれたことに[[pict:kirakira2]]感謝[[pict:kirakira2]]です。

たくさんの生徒や先生が立ち止まって募金をしてくれました。
*構内で呼びかける募金は終わりましたが、今も現代語学科で受け付けられていてもう少ししたら日本に送るんだそうです。(3月28日現在)

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