牛の乳搾り

田舎の家に牛が生まれた[[pict:cow]]んだって!
ということで牛が生まれた=牛乳が取れる
ということです。
来週来たら牛の乳搾るのやってみる?と言われて今週も遊びに来ました!
牛の乳搾りは初めて
いや〜ホント、都会の子どもが夏休みに田舎に来る[[pict:home]][[pict:piyo]][[pict:symbol5]]みたいな状態。
昨日喜んで来てみたんだけど、8月13日はポーヤ。(満月の日)
ということで
「ごめん、今日はポーヤだからお乳搾れなかった。パウ(かわいそう)でしょう?」
ということで今日初めての乳搾り体験。
この家では牛のお乳は搾る。
というのも毎朝牛はその辺の空き地に連れて行って日がな一日その空き地の草を食べる。[[pict:futaba]][[pict:futaba]][[EE:SE52B]][[pict:futaba]]
帰ってくるのは夕方暗くなるころ。[[EE:SE44A]]
夕方は暗くてよく見えないので朝、空き地に連れて行く前に牛乳を搾っておくと便利ということで朝[[EE:SE449]]搾るらしい。
牛のいる広場へ行ってみると脇には小鹿みたいな小さな生まれたばかりの子牛が。

まだ少し動きもぎこちないような・・・
意味なくひょこひょこしてます。

お乳を搾る前にはこの子牛の手助けも必要なんだって。
さすが牛といえどもお母さん。
子どもがお乳を飲みたいとおっぱいを鼻で小突くとお乳が出るようになるんだって。
だからまずは子牛をお母さんの近くに連れて行っておっぱいを鼻で小突かせる。

小突くといってもけっこう乱暴に鼻でガンガンします。


小突いて少しお乳を飲みかけたら届かない程度に遠くに連れて行ってお母さん牛の後ろの右足と首を暴れないように縛る。
腰の辺りにはアンマーの古いチーッタ(スリランカの女性がよく腰に巻く一枚布のスカート)をかけて牛からよく見えないようにしてやる。

首と足を固定してチーッタをかけて見えないようにして準備完了!
これで準備は完了。
あとは牛のおっぱいを指でしごいて搾るだけ![[pict:good]]なんだけど!!
意外とこれが難しい。[[pict:ase2]]

アンマーが先に搾ってお手本を見せてくれました。
「は〜、こーやって〜はい、はいっ!はい搾れた〜!」
よくしゃべるひょうきんなアンマー、テキパキです[[pict:kirakira2]]

アンマーは慣れているからちゃっちゃと搾るししっかりお乳も搾れるんだけど、私は指の力がないからなのかちょっとずつしか搾れない!
牛もアンマーがいつも搾るのには慣れているけど私が搾るのには慣れていないのでアンマーとコッソリ交代して搾ってもすぐに気づいて私をにらむ。
「にゃ〜!ごめんなさい!」[[pict:piyo]][[pict:ase2]][[pict:symbol5]]

私もがんばりますが・・・なかなか難しい・・・。
牛としても一応足と首が固定されているので動けないわけだけど、それでもできる限りの抵抗は試みる。
ということで乳搾りはどっしり構えないですぐに立ち上がって逃げられるようにして搾るのよ!とアンマー。
どうしてかというと、最後の抵抗としてこの牛、この状態で用を足し始める!
大便でも小便でもどっちでも手に持っているせっかく搾った牛乳に入っては台無し。
だからすぐに立ち上がって逃げられるようにして搾る!んだって。
何とかがんばって搾った牛乳。
1Lくらい取れたのかな〜?
搾ってもあまり出なくなったところで最初に手伝ってくれた子牛を開放。
お母さんの首と足も開放。
空き地に連れて行った。[[pict:futaba]][[EE:SE52B]][[pict:symbol5]][[EE:SE52B]][[pict:symbol5]][[pict:futaba]][[pict:piyo]][[pict:ase2]][[pict:symbol5]][[pict:futaba]]
今日の朝のテェー(ミルクティー)はこの牛乳を温めて飲む本物のミルクティー。[[pict:item5]]
これもまたコロンボではなかなかできない贅沢[[pict:kirakira2]]だよね。
ちなみに今回お乳を搾ったこの牛がこの家に最初に来た牛なんだって。
その後この牛が子どもを産むこと15回。
今回の牛が15匹目の子どもらしい。
すごい、牛ってそんなに子ども産めるんだね。
ただし、お父さん牛がどれかは不明。
お腹が大きくなってから子どもがいるとわかり、その後しばらくするとある日近くに子牛がいて生まれたことがわかるという本当の野放し状態。

[[pict:kirakira2]]すごいな〜!でも母は偉大なのは牛も一緒かも。[[pict:kirakira2]]

今回の子牛とその前に生まれた牛も一緒に今日も仲良く3頭で草を食べに行くのを見送った。

右にいる小さいのが今回生まれた子牛、
真ん中に立っているのがお乳を搾ったお母さん、
手前に寝そべっているのが前回生まれた子牛です。
前回生まれたといってもまだまだお母さんが恋しいらしく、
いつも後を付いて歩きます。


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