論文用意

なんかいろいろと忙しくしていますが・・・
今もまだ大学院生のKeikoです。
いえ、私が大学院を卒業できないでいるんじゃなくてスリランカの大学だからのんびりで
2年の大学院の予定はすでに2年半。
今年論文書いたら終わりなんですけどね。
時々質問されるんですが、もちろんスリランカの大学院生なので論文ももちろんシンハラ語で書くんですよ。

本当はもっと早く先生と話をしなくちゃいけなかったんだけど、ここまでのコーディネーターをしてくれてたN先生、気付いたら学科長[[pict:kirakira2]]になっちゃってて忙しさも倍増[[EE:AEB2D]]、話をする時間も無くなっちゃってた。[[pict:piyo]][[pict:ase2]]
ということで先月末から約束していたのが延び延びになって今日やっと先生と話し合い。
資料は手元にあるんだけど、論文を書くこと自体が初めてに近いしそれもシンハラ語。
どうやって書けばいいのかもわからないけどネタもないといけない。
一番心配なのはネタが足りてるのかどうなのか。
とはいえそのネタを話して今日はテーマを決める段階なんだけど。
日本人大学院生ということでもちろんだけど先生たちが望むのは日本とスリランカの比較。
もちろんそのつもりですよ!

日本の大学にいた時は卒業論文を書くのが面倒で、とにかく枚数を増やして適当に書いた記憶しかない。
もちろん自分に興味があったテーマというわけでもなかった。
でも、今回の論文は論文としての文章の書き方はわからないけど内容については私もすごく興味がある。

前回の試験の時もそうだけど、試験は難しかったとしても、これを乗り切ればまた1ステップ上へ成長ができるだろうと漠然と思ってた。
試験期間はとにかく苦しかったけど、その中で覚えたことは今でも思い出すしそれはスリランカの文化や風習を理解するためにもとても役に立ってる。
知識って本当に大切ですね[[pict:symbol7]]
そして、今まではシンハラ語の知識を貯めてきていたけど、ココからはいよいよ日本とスリランカとの比較。
これが終わった時、私はもっとスリランカのいろんなことを知ることができてるんじゃないか
と思う。
人生はもちろん今を生きることが大切で、過去を知らなくても生きていける。
でも、過去があったから今があり、過去の人々の努力があったから今私が産まれてる。
それを知ることによって人生の深みも増すんじゃないかと思う。
そして今日、先生からいろいろなアドバイスをもらって、無事テーマも決定。
いよいよ論文作成も始まります。
2008年に最初にスリランカに長期滞在を始めた時、自分が大学院に来ることになるとは思ってもみなかった。
大学は頭のいい人達が集まるところで、私には縁がないところだと思ってた。
でも今、更に先へ進みたい[[pict:kirakira2]]と思う自分がいる。
学生のころあんなに勉強嫌いだったのに。
スリランカに長期滞在をしたいと思った時からずっと
「それをやってどうするの?」
と言われ続けてきた。
未来に何をしたらいいのかわからないまま長期滞在を初めてただ自分の気が赴くままにここまで来た。
でも今、私の周りには私のことを応援してくれる国内の大学でもシンハラ語トップクラスの先生たち、大学で知り合った友達もいる。
「『バダギニイ』だけは絶対忘れずに覚えて行こう!」
そう思ってスリランカに来た私が今は・・・
自分が何か特別な事をしたいとは思わない。
ただ、スリランカの人たちのことをもっと知りたかったし、
発する言葉の隅々まで気持を察したかった。
それが今はこんなところまで???
よくよく思い返すと自分でも本当にびっくり。
でもそれ以上に論文もどんなことになるのかちょっと楽しみ[[pict:symbol7]]
がんばります[[pict:exclamation2]]

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