魚の缶詰

以前いた寮でも魚は嫌いだけど、これだけは大好き!といっていたMちゃんをはじめ好きな人がきっと多いスリランカ料理。
実は缶詰。


今回は安売りしていた
カーギルス フードシティー
のサモンティン

スリランカではサモンティン(鮭の缶詰)って言われているけどmackerelって鯖のことだったのね。

中身はこんな感じ。
確かに鮭には見えないか。。。

でもとりあえず呼ばれる名前はサモンティン。
じゃなければマール ティン(魚の 缶詰)
料理するときのポイントはロクルーヌ(たまねぎ)をたくさん入れること。

ちょっと暗いし材料をすでに入れてしまったのでロクルーヌも見えなくなってますが・・・
たまねぎとその他スドゥルーヌ(にんにく)、ディガミリス(青唐辛子)、ルーヌ(塩)、カラピンチャ、スパイスいろいろを入れたら火にかけてぐつぐつ煮るだけ。

本当に材料を入れて煮るだけ。
で、できあがり[[pict:symbol7]]

他の生魚を料理するときとの違いはゴラカは入れないってことかな?
缶に入っている状態ですでに骨も柔らかくなってるからたまねぎにしっかり火が通って味が出たら出来上がりのこれまた簡単料理。
そしておいしい。。。
きっとこれを見て
「スリランカでも缶詰の料理するんだ〜!」
と思う方がいるかもしれませんが・・・
このサモンティン、確かにスリランカではとても高価。
1缶でRs200〜Rs300もするし、普段の家庭料理からすると見た目地味だけど贅沢料理になる。
だから量を増やす意味でもロクルーヌをたくさん入れるっていうこともあるのかもしれない。
でもこんな高価な料理だけど、実はスリランカではおそらくどこの家でも作る大事な料理。
というのもこのサモンティン、水害や日照りの時の支援物資に必ず入れられる保存食。
パリップ、砂糖、紅茶用のミルクパウダー、そういったものと一緒に必ずサモンティンも支援物資として配られるのだという。
確かに食料のない場所で植物性のものは何とかなるものの動物性の食糧調達は難しくなる場合があるからそういうときにこういう保存食があれば・・・ということか。
そういった意味で考えると料理の仕方は違うかもしれないけどスリランカ全土で料理されてるものなんだな。と思うととってもおもしろい。
ホテルなんかでは見た記憶がないけど、もしかしてどこかで家庭料理を食べるときに見かけたら
ちょっと意外なスリランカ料理、楽しんでいただいてくださいね!

今日もおいしくいただきま〜す!
一緒に食べるのは
マンニョッカのカレーと
先日のマルパパダン


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