2年ぶりの再会

2年ほど前に海外へ留学しちゃったMちゃん。
今月やっと戻って来ましたよ!

しかも私は2年の大学院ですでに3年目に突入してるのにMちゃんはちゃんと2年で終わらせてきました。
これがスリランカの大学とそうじゃない大学の違いってことですよねw
そんなMちゃん、帰って来て早々に会いたいと連絡が[[pict:mobile]]
聞いてみたらまた以前私たちのいた大学近くの寮に戻ってきているらしい。
いきなりだけど、今日今からならちょうど大学に行こうと思っていたしお茶行けるよ![[pict:item5]]
ということで急遽会うことになりました。
Keikoの予定なんてそんなモンですw
Mちゃんはもちろんシンハラ語を専攻する私とは道は違うんだけど、「言語」という面では分野は同じ。
その「言語」が違っているだけで。
だから生まれた国は違っていても自分の国の言葉ではない他の国の言葉で人生勝負したいと思っている面では同じで、色々な悩みも似ている。
これからどうすればいいんだろう?
って大まかなところで。
だから話をするのが楽しい友達でもあったりするんだけど。
そんなMちゃんも私と同じくいろんな人から翻訳、通訳のオファーは来る。
でも言語ってとても難しくて、そういう翻訳、通訳ってその人の頭の中にある能力で見えないことからなのか、かなり気軽に
「これってなんですか?」
「こういうのってできませんか?」

って聞かれる場面が多々出て来る。
それで食べていくと決めた以上、そしてそれを学ぶためにそれだけの年月をかけてここまで来ている以上、しっかりと答えていかなくてはいけないわけだけど、それに対しての報酬って見えないものだからこそ誰もがまずは
「できるだけ安上がりにやりたい」
と考えるわけで・・・
すでに留学先にいる時からもスリランカからのオファーをもらっていたMちゃん。
その国の言葉でHPを作って欲しいなどなどの注文をもらってもすごく適当なモンで
「支払いは留学が終わってスリランカに戻ってきたら話をしよう」
とか良くわからないことになってました。
いえいえ、HP作るってそれなりに時間もかかるし特に留学中のお金もない苦学生相手に頼むならどんな流れであれその時に何か方法を考えるべきでしょう。と思うけど、Mちゃんもお世話になった人だからとそれ以上は言えず、
「これをどうしたらいいんだろう??」
って。
そりゃ何とかしないと。
HPも作ってすでに半年。
半死半生のHP置いておいてもそのうちに
「やっぱりいらない」
って言われたらそれはもう仕事じゃなくて無駄に振り回されただけになっちゃう。
早めにお願いしてきた本人と話をして、これまでの代金とこれからの運営が必要ならその費用をしっかりもらって続けていくべきだし、そうでないと趣味の延長線上になっちゃう。
言語を続けていくって大変なことで、大学やどこかの学校で教えられるならいいのかもしれないけど、そうでなければただ言語を追いかけるだけではなく、それをどのように自分の人生の道に取り入れていくのか、自分が将来何をしたいのかという自分の希望・方向性が本当に大切になってくる。
私はシンハラ語、スリランカの文化を日本に紹介したいからこそこれを続けているわけだけど、人によってはそれが観光だったり、アーユルヴェーダだったり色々な方面に形を変えていく。
Mちゃんはこれから、その言語で何をしていきたいの?
どんな方面に進み、何で勝負をしたいと思っているの??

そんな話は一緒の寮にいるときからもよく話しこんでいたわけだけど、2年経った今も必要なのはその部分。
いつになっても私たちって過去どうしたのかではなくて、これから自分がどうしたいのかそれを常に考えて、自分がより進みたい方向を自分で選んで生きていく。
それが言語を学び、続けていく私たちの楽しみと苦しみだよね。
そんな話で盛り上がったのでした。
2年経っても変わらないMちゃんとの会話。
変わったのは私たちがあの時よりもちょっぴり歳を取って、Mちゃんは海外を知り、私は更にスリランカのローカル知識を蓄えたって辺り。
1つ言えるのは日本でもシンハラ語を専攻してまで大学院まで来ている人はそうそういない事。
そしてMちゃんもMちゃんの選んだ言葉で現地の大学院を出ている人はスリランカではほとんどいない事。
たまたま寮で出会った2人が何年か後にどんな成長を遂げるのか・・・
将来はまだ見えなくても、正直すごく楽しみ[[pict:symbol7]]

楽しいお茶の時間となったのでした。

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