ダンサラめぐり♪

気合入れて朝9時過ぎに出発したウェサック当日。
近所に住んでるNさんと一緒に車でクルネーガラのブドゥピリミ(仏像)を見に行くことに。
もちろん目的はダンサラだから最終地点は今日行って戻ってこられる場所なら特にどこでもよかったんだけど、都会よりは田舎のほうがダンサラも人が少ないし羽振りもいい。
ということでちょうどいいところでクルネーガラ辺りじゃない?と決めて出発![[pict:car]][[pict:symbol5]]
もちろん行く途中もダンサラをチェックしながら・・・
「朝一番にあるといいのは〜?」
「やっぱコラキャンダ(薬草とココナッツを混ぜたスープ)じゃない??」

ということでコラキャンダダンサラ。


こんな感じで旗を振ってダンサラがあることを知らせ、車で通って行く人にも止まってもらいます。
オスペェン(ハーバルティー)もあるよ。飲む?


ここは亡くなった男の子の供養のためのダンサラでした。
コラキャンダ飲んだら次は??
そろそろ朝ご飯だよね?
ご飯ダンサラ。

Nさんはいつの間にかご飯を振舞ってる人たちのサウももらって飲んでた!
「マンニョッカもあるといいな〜。」[[pict:kirakira2]](←Nさんマンニョッカ好き)
で、マンニョッカダンサラ



ご飯食べたらデザート欲しくなってきたよ。
「コモドゥ(スイカ)ダンサラあった〜!」


同じようにダンサラめぐりをしている人たち。
親族や近所の人とトラックの荷台に乗って回ったりもします。

フルーツもいいけどアイスとか・・・
アイスクリームダンサラ。


仏教学校の服を着た女の子もお父さんとうれしそう!
もちろんこんなにも運よくダンサラが消化にいいように並んでいたわけではなくて、たくさんあったダンサラの看板を見て欲しいものを選びながらいるものだけを選んで止まるんですよ。
アイスクリームを食べたところでちょうどいいことにクルネーガラ到着。
本当は岩の頂上まで車で行けるんだけど、今日はウェサックで人が多いから岩の下までしか車は入れなかった。
仕方がないから歩いて登る。

頂上に着いたらクルネーガラを一望できるいい景色[[pict:symbol7]]
風もすごかったけど心地が良かった[[pict:sun]]


しばらく周りを見たら岩山を降りてさて今日の目的地は達成[[pict:kirakira]]
じゃ、帰りますか。
でもその前にのどが渇いたから・・・
ジュースダンサラ。
2杯ももらっちゃいました。

そういえばヌードルス食べてない!
ヌードルスダンサラ。


ここは人がいっぱいでした。
食べたらやっぱりもう一度・・・
ジュースダンサラ。

冷たいジュースだけじゃなくて
サウ(サゴ)ダンサラ(サゴとスパイスなどをココナッツミルクで温めた飲みもの)も飲みたいね。

お昼も過ぎて小腹が減ってきたから
コス(ジャックフルーツ)ダンサラ。


途中スリランカ国内でも大きな電車事故のあった場所の脇も通りました。
バスが踏切内で立ち往生してしまい、ドライバーとコンダクターが真っ先に逃げてしまい、
たくさんの乗客が逃げ遅れて亡くなったそうです。
ドライバーとコンダクターの裁判は最近になって終わったとか何とか・・・?

しおれた花と泣き崩れる人のモニュメントがあります。
気を取り直して・・・お茶菓子に
アッガラ(きな粉とスパイスをお団子にしたの)ダンサラ

この女の子の笑顔が素敵でした[[pict:symbol4]]

家の裏では紅茶やバナナも振舞ってました。
コーピ(コーヒー)も欲しいね。

このお兄さんもにっこり笑ってコーピくれるからもらったら別の車でダンサラめぐりをしていた人だった!
「人数分もらってきたけどこの人たちうれしそうに受け取ってくれるから、またもらいに行けばいいしいいや。」
と思ってくれたんだって。
後で知って大笑い。
でもありがとう〜
[[pict:symbol3]]
マンニョッカ好きのNさんのためにもう一度マンニョッカダンサラ。
いっぱい並んでたんだけどこれはほくほくでとってもおいしかった!!

私は車で待機だったので道路からの写真。
マンニョッカの後はやっぱりジュース
ジュースダンサラ。

かなり家に近づいてきたところで日も暮れてきたんだけど、道沿いにあるお寺がにぎわってたから行ってみようか?と行ってみた。

お寺の前でスープダンサラ、
中ではオスペェンダンサラ。

こっちはオスペェンダンサラ。


ボーガハ(菩提樹)の葉っぱの隙間から見える月もきれいでした。
今日の締めに何か食べ忘れた物は??
あ、パン食べてないよ!!
パンダンサラ。(暗くて撮影できず。)
お腹一杯♪
最後に飲み物を・・・
オスペェンダンサラ。(暗くて撮影できず。)
とこんな調子で食べまくり、ウェサックツアーの最後はちょうど始まった近所のトラナ見学をして帰宅となったのでした。

トラナもきれいでしたが近づくのももう面倒だったので今年は道の反対側から。
帰ってきたのは9時過ぎ。
もうお腹いっぱいで動けない・・・と思いつつも
せっかく作ったクードゥワは飾らないとね。
風に揺れて音を立てるクードゥワを見ながら今日は車を出してくれたNさんに感謝しつつ満足、満腹[[pict:symbol1]]


ダンサラっていう風習がある国っていうのもなかなかないんだと思うけど、こういったダンサラってみんなお金のことは度外視。
もちろんお金は必要かもしれないけど、配る時点で金銭のやり取りはないから、配るほうも大人も子供も楽しそうだし羽振りもいい。
もらうほうも多くても少なくても文句も言わないしみんなが笑顔になる。
どのダンサラに行っても食べ物や飲み物を用意している大人の周りには子供たちがいて、大人たちもその子供たちに楽しく話しかけながらみんなで笑い合ってる。
仏教の風習だけど宗教に関わりなく、こういう金銭に関係なくどこのだれにでも振舞おうというビジネス度外視のこの気持ちって日本ではなかなか出会えないものなんじゃないかな〜?
いつか、ダンサラを食べるほうじゃなくて振舞うほうもやってみたいかも[[pict:eq]]

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