自信を持つこと

今日、テレビをつけてみたら園芸についての紹介番組をやっていた。
ガーベラの苗を植え代える作業なんかを見せていたんだけど、その番組が終わる前、その農家のお母さんへのインタビューがあった。
自分たちの花についてのこだわりと、売った相手により育て易い苗を渡したいと考えていることを伝えて、コメントは終わりかと思ったら最後にこんなことを言いだした。
———————————————————–
私から、最後にみなさんに言いたいことがあります。
私は23歳の時に子供2人と夫とでここへ来ました。
その時には本当にお金もなくてどうすればいいのかもわからなくて。
私はここへ来てから毎日お店にショーティース(惣菜パンやロールス)を作って売っていました。
本当に苦しくて。
でも、花を作ることを始めてから人生が変わりました。
花たちは私たちの人生を明るく照らしてくれたんです。
私たちのお店の名前は「涙が笑顔に変わる」という意味です。
私はこの花を売ることによってみなさんの涙が笑顔に変わるようにしたい。
それが私のこの仕事に対する心からの願いです。
———————————————————–
残念ながらお店の名前は忘れちゃたけど、何かの商売をする時でもこういう気持ちでできることというのはいいことだな〜と感心した。
スリランカでもこういう心の成長ができる人とできない人がいる。
このお母さんも生活のために花の苗を作り始めたのかもしれないけど、今はみんなに笑顔を!と思う気持ちが芽生えてる。
自分の過去の状態から今の状態に変われたことへの感謝と、
それをもたらしてくれた花たちへの感謝

きっと彼女は自分の仕事に誇りを持って取り組んでるに違いない。

だからこそ自信を持って今を生きていられるし、過去の自分も受け入れられる。
今日のテレビの番組を見て、私もがんばらなくちゃ!と勇気をもらった気分だった。
って何が?
ってもちろん!!!
シンハラ語をもっとみんなに知ってもらうことですよ!
私だってまだうまく言葉には出せないけどスリランカのことをもっともっと知ってもらいたい気持ちは溢れてるし!
私もこのお花屋さんのお母さんたちに負けないようにがんばらなくちゃね!

改めてそう思ったのでした。

タイトルとURLをコピーしました