2021年 あけましておめでとうございます!

シンハラ語

あけましておめでとうございます🎍
心豊かな良いことがたくさんある年になりますように!
そして本年もどうかよろしくお願いします🙇‍♀️

そんな里山、大晦日も雪でしたが

元日の朝も雪がちらついてました。

そんな年末年始のお話ですが、ここ数日寒さでやる気が起きず、私は年明けしてから筑前煮、酢レンコン、海老🦐、煮豚、ぶりの照り焼き作っちゃいました。
こんな肉肉しいおせちを作ったのは初めてです。
祖母の教えてくれたおせちはもっと野菜ばっかりだったんですけどね😂
でも今年は久々のおせちなので感を取り戻すためのリハビリ。
ということで栗きんとんも黒豆も買ってきたものを詰めて完成させちゃいました。

新年過ぎてからせっせとおせちを完成させたのに実は我が家は元日から通常営業、そして新年のご飯はココナッツのミルクライスとハトゥマール(hathmaru )のスリランカ料理と決めてました。
おせち作ったのに元旦は食べないの⁉️って言われそうですが、それは子供に日本の文化を見せるため。
年始はスリランカ料理でいいんです😆❤️
だって夫婦でもう一昨日辺りからハトゥマール食べたくて仕方なかったんですもん😂

で、おせちを横目にお昼ご飯に合わせてミルクライスとハトゥマールを作りましたよ。

カタカナでは表記できないのでハトゥマールって書いてますが、実際のシンハラ語ではහත්මාලුって書くので、発音はhathmalu。自分で書いておいてナンナンですが、ハトゥって発音するとキノコのことになっちゃうので気をつけてくださいね!
ちなみにහත් っていうのはහත(ハタ)から来ているわけですが、ハタは7のこと。
なので、හත්මාලුは7つの野菜が入ったカリーになります。
通常スリランカカリーは1つの食材で1つのカリーを作るんですが、このහත්මාලුは例外でいろんな野菜を入れて作るので日本のカレーに似てるのかも。
味は全然違いますけどね。

この料理は出会ったことがない!っていう人も多いレアなカリーで、私もホームステイ先で食べたことはなくて夫の実家で初めて食べたカリーでした。もしかしたら地方の郷土料理の可能性もありますがちゃんとスリランカカリーです。
そして入れる食材も変更可能とはいえだいたい決まってます。
今回は日本では調達できないものは食感の似たような食材などに変更しちゃって作ってますけど、でもこれこれ❤️っていう懐かしい美味しさでした😋

で、ミルクライスの方も実はちょっと変わったミルクライス。
通常ミルクライスっていうと今はどこでも真っ白なミルクライスを作ると思うんですが、我が家はいつも緑豆の入ったミルクライス。
スリランカでも昔スタイルのミルクライスになります。
これも夫の実家ではいつもこれなのと私も夫もこの方が好きだからってことで日本でも毎回これを作ってます。

ちなみにこれはමුංඇට කිරිබත්(munaeta kiribath、ムンアェタ キリバトゥ)って言われるミルクライス。
昔は貴重なお米を大切にするためにこうして緑豆を入れて作っていたみたいで、今ではこの緑豆入りのミルクライスと聞くと村のご飯っていう印象を与えるみたいです。
大学の授業で「今は見なくなったけど、ムンアェタ キリバトゥってわかるよね?今の時代ではどこの田舎?って笑ってしまうような村のご飯を連想させるけれど…」って先生が話していて知った事実。
でもそんな笑ってしまうような村のご飯を今でも作ってる家に嫁いだことって本当に面白いし、緑豆のミルクライスが作れれば、普通のミルクライスも簡単に作れる。私はスリランカにはいないけど、徐々になくなっていくスリランカ料理として残していきたいなぁって思います。

あ、そうそうこのミルクライスのシンハラ語කිරිබත්(kiribath)もキリバトゥって発音すると白い(kiri)キノコみたいになっちゃうので発音注意です。

思わぬところで元旦からシンハラ語ウンチクみたいになってしまったので年始のブログはここまでで一旦打ち切り。
続きは別記事で書きたいと思いますが、
今年は昨年よりももう少しシンハラ語にも手を伸ばしていろいろやっていきたいと思っていますのでどうかよろしくお願いします🙇‍♀️

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