スリランカの歴史書

明日の選挙がどうなるのか気になる一方で、ここ2日ほど私が首を長くして待っていたものが自宅に到着!
それは・・・
スリランカの歴史について書いてある[[pict:kirakira2]]『マハーヴァンサ(大史)』[[pict:note]][[pict:kirakira2]]

『マハーヴァンサ(大史)』
平松 友嗣訳注

この本は以前スリランカで購入した『リティガラ』の遺跡についての本の中にも題名だけは出てきていたからそういう本があるということだけは知っていた。
でもその本の日本語訳が出ていることは知らなかったので出版されていること自体に正直びっくり!
最初は
「名古屋なら鶴舞図書館で読むことができるよ」[[pict:good]]
とスリランカについての研究をしていたことがあったというOさんに教えてもらい、先月も何日か図書館に通って読んでいた。
でも・・・
この『マハーヴァンサ(大史)』の和訳、出版された年はなんと
1940年(昭和15年)!
第2次世界大戦中に出版されているわけだけど、表紙の題名が右から左に書いてあるくらいの古さ。

マハーヴァンサ(大史)の文字が右から左に!
さらに「ヴァ」の表記が無くて「ワ゛」になってる・・・。

そしてそんな古さゆえに中の文章も年代を感じる文章になっている。
たとえば
「あたであうか」
「いが如く」
「い得るのである」
「であるといれてる」
更に
へる(伝える)」
「企(企画)」
(点)」
なんて今では使われない古い漢字が使われていて読むのも時間がかかる。
これは読むだけでも一苦労!図書館での閲覧ではなかなか頭には入らないし、古い本っていうことはわかっているけど何とか手に入らないかな〜?
と思ってネットを探したら・・・ちゃんとあるんですね〜![[pict:atari]]
古書として売っている本屋さんを発見!
ちょっと高いけど古書なら仕方がない!!とさっそく購入[[pict:symbol7]]
そして本日感動のご対面!![[pict:note]][[pict:piyo]][[pict:symbol4]]
この本を訳して出版をしてくれていた方々だけでなく、購入して古本屋さんに売ってくれていた前の持ち主と、ネットに情報を載せてくれていた古本屋さんにも心から感謝!!
この「マハーヴァンサ」は5世紀ごろダートゥセーナ王の叔父マハーナーマ比丘が王の命令によって編纂したものとされていて、日本でいったら『日本書紀』みたいなもの。
スリランカの子供達が勉強する歴史もこの『マハーヴァンサ』を元に作られた教科書で勉強しているという話も聞いている。
もちろんこれは5世紀ごろ作られたという話だからすべてのスリランカの歴史が載っているわけではないけどスリランカの歴史の一部は知ることができるし、リティガラの記述もここから探すことだってできる!
これから好きなだけ『マハーヴァンサ』を読むことができる幸せ[[pict:symbol1]]
私の元に来てくれて本当に[[pict:kirakira2]]ありがとう!![[pict:kirakira2]]
大切に読もうっと[[pict:symbol7]][[pict:symbol7]]

*名古屋市の鶴舞中央図書館では書庫に閉まってありますので閲覧はカウンターでお願いして出してもらえば読むことができ、借りることもできます。

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