シンハラ語学科の先生たち

今日は大学に行って午前中の授業が終わった後、午後の授業までの時間があったので校舎の外にある木陰のベンチに座っていたところ、先日道路を歩いていて知り合った英語を教えているL先生がやってきた。
「ハーイ、Keiko、元気にしてるか〜?」
この先生は英語の先生だけど、興味があるものは何でもやってみる先生。
年は60近いんじゃないかと思うんだけど、とっても明るくてお茶目。
サンスクリット語にも興味があるし、日本も大好き。
道を歩いていてもいろいろな生徒に声をかけながら歩いているところを見ると生徒ともよく話す先生らしい。
若者の使う言葉にも興味があって、授業に遅れた生徒に若い子が使う言葉でジョークを言ったという話も聞く。
そんな気さくなL先生と話していたらさっきまで私に授業をしていたD先生が歩いてきた。
と、L先生、D先生にも木陰のベンチに座るように勧めた。
「Keiko、この先生、知ってるか?」
もちろん、さっきまで授業してもらってたし・・・。
と思ったらL先生、
「Keiko、このD先生はすごい先生なんだ。彼はスリランカの中でも詩を作るのが特に上手で、私が思うに今後スリランカにはこれほどの詩人は出ないだろうと思うほどの先生なんだ。詩を書くということはいろんな言葉を知っていなくてはいけないんだけど、彼は新しい言葉も古い言葉もよく知っていて詩も[[pict:kirakira2]]とてもすばらしいんだ![[pict:kirakira2]]」
ちょっと!D先生!!隣で穏やかに笑ってる場合じゃないでしょう!?[[pict:piyo]][[pict:ase2]]
先生、私の授業でスリランカの歴史の話してるじゃない!???
詩を書くなんて私に一言も言ってくれなかったじゃん!!?[[pict:alien]][[pict:ase]]
私の授業をしてくれている先生たちはみんな自分たちの専門が何かを言ってくれない。
みんな私に「何が勉強したいの?」と聞き、
私が勉強したいものを言うと「じゃあ、それをやりましょう。」
と教えてくれる。
よく考えればシンハラ語のコースとはいえ先生たちにもそれぞれ得意なものはあるハズ。
得意なものがあるならそれを言ってくれればよかったのに。。。
先生、歴史を少しやったら今度は詩を教えてくださいね!とお願いした。
ただ、そんなすばらしい詩人のD先生にも欠点がある[[pict:break]]とL先生は言う
「そんなすばらしい詩が書けるのに、どうして英語がそんなにできないんだ!!?」
わーい、先生、私と一緒〜[[pict:piyo]][[pict:symbol7]]
スリランカの先生たちはみんな英語ができると思ったんだけど、このD先生は英語が苦手らしい[[pict:symbol7]]
でもそこでL先生。
「もったいないといったらありゃしない!明日から私が英語の特別授業をしてあげるから勉強をしなさい。いいね!?ついでにKeikoも一緒に来なさい。」
なんですと〜!?[[pict:pika]][[pict:piyo]][[pict:pika]]
ということで明日から突然英語の特別授業に参加することに。
生徒は英語の苦手な先生と大学職員プラス私。
最近、英語もやらないとな〜とは思っていたわけだしちょうどいいからがんばってみることにしたけど・・・大学って思わぬところで変な話が出ておもしろいな〜。

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