分別ゴミ回収箱

スリランカで時々見かけるこのゴミ箱。
ひと目でわかる分別ゴミのゴミ捨て場[[pict:dustbox]]

右からビン、紙、プラスチックです。
まだまだ数は少なくて、どのくらいの人が使っているのかわからないけど、無いよりはうれしくなる。
でも気になるのはここにポイされた後、どのように処理をされるのかってこと。
普段の生活ゴミもキャラニヤでは毎週1回、回収に来るんだけど、そのゴミも埋め立てられるだけ。
スリランカには焼却するゴミ処理場がないって聞いてる。
学校でもそういうことは勉強しないみたいだし、ゴミを燃やして焼却するっていう言葉の意味は埋め立て場にできあがったクヌカンダ(ゴミの山)に火をつけて焼き畑農業みたいに燃える分だけ燃やしておしまい、っていう状態。
だからクヌカンダの近辺は臭う[[pict:dokuro]]し、カーストの低い人たちがそういった場所の近くに住むんだと聞いたこともある。
「焼却ゴミ処理場って無いよね〜?」
と友人に聞いたところ、
「あるよ!ほら!!あそこで燃やすんだよ。」[[EE:AE500]]
って指差したのはクヌカンダだった。
そうじゃなくて高温で燃やして処理する場所っていう意味のゴミ処理場なんですけど・・・。
私のいる寮でも料理はできないから毎日カデ(商店)で買ってきたご飯を食べるんだけど、必ずどこでもビニールに包んだご飯を新聞紙などの紙で包んだものを渡される。
食べ終わった後は残ったご飯をもう一度ビニールで包んで、その上から新聞紙などの紙で包んで捨てる。
残ったご飯と紙は最終的には土に還るものだけど、ビニールでご飯を包んでしまったら還るに還られない。[[pict:dustbox]][[pict:ase2]]
こういったビニールで包んだご飯はスリランカ国内どこでも売られているわけで、そのビニールのゴミの量を考えると相当な量[[pict:dustbox]][[pict:dustbox]][[pict:dustbox]][[pict:dustbox]]になるはず。
内戦が終わったスリランカ、道路などいろいろ目に見えるものがきれいになるのはいいけれど、それよりも先にしっかりしたゴミ処理場を作るか、早く土に還るビニールとかあるならそういうものを使って欲しいな・・・[[pict:symbol3]]と思う。

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