日本語の日

実は少し前からスリランカの日本語教師会という会に出席するようになっていた。
この会はスリランカで日本語を教える先生達が中心になってどのように子供達に日本語を教えるのか、またシンハラ語から見てどのような日本語の間違いが出てくるのか、そういったことをみんなで話し合う会。
そこで出会った先生から先日「日本語の日」があるから来て!と招待されていた。
あいにく朝から雨が降っていたから普通の服で行こうかと思ったもの寮のみんなに説得されてせっかくだしとがんばってサーリを着て行ってみた。
コロンボで先生をしているCちゃんと一緒にバスに乗ったところ、ちょうどバスの車内でかかっていた朝のラジオのニュースで
「今日はピリヤンダラで『日本語の日』というイベントが行われます。」[[pict:loudspeaker]]
企画をしていた先生から直接招待状をもらっていたんだけど、ラジオで紹介されるほど大きなイベントだと思っていなかったのでちょっとびっくり![[pict:piyo]][[pict:pika]]
思わずCちゃんと顔を見合わせた。
行ってみると思ったよりも盛大日本語の日
出し物の最初はやっぱりスリランカらしくスリランカのダンスで始まったもののその後は日本の歌に合わせて踊る子たち、一人っきりで舞台で日本語の歌を歌う子、着物のファッションショーなどなど。

最初はスリランカのキャンディアンダンスではじまり、はじまり〜

法被を着てソーラン節を踊った子達もいました。
どれも生徒達は相当練習したみたいで他の子を気にすることもなく、恥ずかしがりもせず、自信を持ってしっかり踊っていた。
だからこそとても上手に見えて、見に来ていた日本人の方にもとても[[pict:kirakira]]好評[[pict:kirakira]]だった。
この『日本語の日』には色々な学校から生徒が見に来ていたんだけど、1校10人までという制限付きだったらしい。
1校10人まででも用意されていたイスはもういっぱい。

会場は満員御礼でした。
そんな満員御礼だった日本語の日、びっくりなのはこの学校の日本語を教える先生がほぼ一人で指揮を取って行ったということ。
どうも日本語を教えることに力を入れている学校みたいだったけど、今日を迎えるまでに色々な人から
「あの先生、『日本語の日』のために一人でとってもがんばってるから。」
と聞いていた。
発表が全て終わったときにはその一人でがんばったA先生の周りには手伝うために集まったほかの学校や日本語を教える先生たちがA先生をねぎらっていたけど、本当に一人でここまでやるのは相当大変だっただろうと思うくらい素敵な『日本語の日』だった。
そんなすごい『日本語の日』に参加しちゃったKeikoはといえば、参加した日本人の中で唯一サーリを着ての参加で不思議にシンハラ語を話すこともあったのか最後は生徒に取り囲まれ、珍しいからと写真を撮られ・・・
最後には車で送ってくれることになったDさんに
「Keikoさん、もう帰るよ!!」[[pict:animal5]][[pict:anger]]
と怒られつつ岐路に着いたのでした。
Dさん、ごめんなさ〜い!!

ファッションショーに出た生徒と写真撮影。

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