湖の話

先日ヌワラ(キャンディ)に行ったときにマッドゥマ バンダーラの銅像と一緒にもう一つ写真を撮りに行った場所があった。
今回はその場所の話。
ヌワラのダラダマーリガーワ(仏歯寺)の隣には外周4kmと聞いてるキャンディ湖がある。
そのキャンディ湖はキャンディ王朝時代に作られたものらしいんだけど、アヌラーダプラでもポロンナルワでも歴史の中で王様達がどこでも一生懸命になったのが治水整備。
稲をしっかり作るためにはため池や湖を作り、水をしっかり供給できるようにしなくてはいけない。

そうして王様達が作ったため池や湖は今でも現役で使われている。
先日の歴史の授業でこのキャンディ湖について
—キャンディ湖には水の入り口はたくさんあるんだけど、出口は一つだけ。
その出口は見ればすぐにわかるけど、クイーンズホテルからボート乗り場を通り過ぎた角に作られている。—

そう聞いた。
で、行ってみたというわけ。
見たらすぐにわかるって言ってたし。
行ってみたら確かにすぐにわかった。
これが水の出口。

湖に白く突き出しているのが水の出口です。
ヌワラに滞在していたときにもよく通ったところだったんだけど、この水の出口を出た水はマーケットのほうに流れていくようになってる。(その後はわからないけど。)
そのマーケットに流れるところではよくカーッカ(からす)が水浴びしてた。
時間が過ぎれば徐々に色々なものが変わっていくけど、そのまま残っているものもある。
あまり目立たなくて気づかずに通り過ぎてしまったりもするけど、それも小さな歴史の一つ。
興味のある方はヌワラに来たときに探してみてください![[pict:good]]

右奥に小さく見えるのがボート乗り場。
民芸物のお店ラクサラの向かい側にあります。


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