お参り

地震と津波の様子が徐々にわかってきて死者、行方不明者の数も徐々に増えてきてる。
スリランカから私ができることはあまりなくてただ心配をするだけだけど、こういう時スリランカでどうするんだろう？そう考えて今日は何もしないよりはとお寺にお参りに行くことにした。
キャラニヤのラジャマハーヴィハーラヤはブッダが訪れたこともあると言われているだけあって過去にした過ちなどをなかったことにしてくれるくらいの力があるお寺だという。
大学から直行してしまったのでプージャー（お供え）するための花が用意できずにお寺に行ってしまったけど、こんなときにも関係ないのにただ入り口で出会っただけの参拝者が私に一つ、ネルンマル[[pict:sakura]]（ハスの花）を分けてくれた。
ここ最近、どこに行っても津波と地震、原発の話を聞かれる。
家族、親族は大丈夫か、
家は東京から遠いのか、
津波は来なかったのか、
被爆は大丈夫なのか。
彼女達は私がどうして今日パンサラへ来たのか知らなかったと思うけどそんな優しさで分けてもらった花をお供えしながら、私はとても運のいいことに悲しい思いはしなくて済んだけど、
日本で大変な思い、悲しい思いをしている人たちが少しでも減りますように、みんなが元気でいられますように。
そうお願いして帰ってきた。