学校訪問

スリランカに戻ってからすぐに日本語ペラペラのシンハラ語学科のN先生からお手伝いを頼まれた。
先生と一緒に大学の隣町にある女子学校へ行って子ども達が日本、または日本語に興味を持つように話をしてほしいというのが内容。
授業に差し支えなければ別にいいですよ。と引き受け今日はそのお手伝いに。
最初の先生の話では日本語を勉強している子ども達がもっと日本語の勉強をしようと思うように、日本に興味を持つように話をして欲しい、ということだったんだけど・・・
一応先生の提案で浴衣を着て学校へ行ってみたところ、「日本文学とスリランカ文学」について話をして欲しいと言われてN先生と2人でびっくり[[pict:ase2]]
更に日本語を勉強している子に対しての話と聞いて多くたって40人とかそんなものかと思っていた私たちが案内されたのは学校の講堂
中には生徒がびっしり。
約400人いるって・・・聞いてないよ!
桁が1つ違うぞ〜!?と思いつつもここで引いてしまっても仕方がない。
私が話すのは15分くらいでいいと聞いていたし文学ということは考えなくて日本の文化の話をしてくれればいいということだったので私がスリランカに来てびっくりしたこと、日本との違いについて話をして何とか乗り切った!

大学時代に母と作った浴衣がここでも役に立ちました!
お母さん、ありがとう!

最後に質問はありませんか〜?(でも400人もいたら恥ずかしくて手なんて挙げられないよね)
と気安く考えて聞いたら生徒が一人手を挙げて
「日本の歌を歌ってください。」[[pict:futaba]]
何〜!?こんないっぱい生徒がいる前で一人でか??[[pict:piyo]][[pict:ase2]]
仕方がないので「幸せなら手をたたこう」で手をたたくところ、足を鳴らすところなど生徒にも一緒に協力してくれるようにお願いして歌ってみた。
ふう。と一息ついたら今度は
「シンハラ語の歌を歌ってください。」[[pict:futaba]][[pict:futaba]]
カラオケじゃないんだから。。。
仕方がないので前日、先生から「もしお願いされたらこれを歌って!」と入れ知恵されていたスリランカの有名な曲を歌った。
もちろん一人じゃ歌いませんよ。
ということで
「みんな知っていると思うんだけど、私一人じゃ上手に歌えないからみんなも歌ってください。
歌ってくれるよね!?
じゃあ、歌ってくれる人、手を挙げて!!」[[pict:par]][[pict:par]][[pict:par]][[pict:par]]

半数ほどが笑って手を挙げてくれたのでみんなで一緒に歌った。
私が舞台を降りた後はN先生が生徒達に日本の文化、文学について上手にまとめて話してくれて何とか私たちのミッションは終了。
その後は日本語を勉強している生徒達が日本の歌を歌い、なぜかスリランカで有名なアンダレーの劇を演劇部が披露し日本文化との交流会(?)は終了した。

アンダレーの劇は初めて見た。
思っていた以上にみんなとっても上手で会場中が大笑い。

途中からどこからどうやって集まってきたのか講堂の窓、扉のところにも生徒が顔を覗かせてシンハラ語を話す日本人が珍しいのか興味津々で見てる。

講堂のなかはこんな感じ。
後ろの扉にも覗き込んでる生徒が・・・

授業はどうした!?[[pict:bomb2]]
でもそんなこんなで何とかお手伝いも終了。
学校を出る直前まで子ども達が私の後をついてまわっては質問攻め状態だったけど・・・ま、こういうのも時々はおもしろいのかもね。
そんな学校訪問でした。

最後に日本語を勉強している生徒と一緒に。
みんなちょっと浴衣の着かたが違ってたけど・・・ま、いっか♪


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