バナナの収穫

家の周りにいくつも植えてある庭のケセル(バナナ)[[pict:item10]]が収穫時。
ということで今日は朝からターッタ(お父さん)とマッリ(弟)が二人でケセルを切ってきた。

ターッタが切る役
マッリが受け取る役。
「落とすなよ!」
とターッタが勢いよくケセルを切り落とします。

収穫時ということはわかっていながら放置していたためおいしいところをレーナ(リス)に食べられた!とターッタはご立腹[[pict:anger]]
ところでこのケセル、スリランカではどこでも庭に植えられているものだけど、どのように成長するかというと、まず小さな苗を植える。それが1年ほどで大きくなってケセルムーワ(バナナの花)[[pict:tulip]]が出てくる。
その花が花びらを一枚一枚落としながらケセルを実らせていく。

これがケセルムーワ。
花びらの中にケセルが1段ずつできていきます。

小さなケセルがたくさんできてきてこれ以上は生っても小さくなりすぎるというところでケセルムーワは切り取られ、スリランカカリーとして料理[[EE:SE341]]される。
その後ケセルの実が大きくなってそれが写真のような房となる。

収穫したケセル。
取ったそばからレーナ(リス)が食べに来ちゃう[[pict:anger]]
*これがケセルキャナです。

バナナの木は一度実がなると終了となる一年草のような木だから実を収穫した後はその木にはもうバナナは生らないので根元から切り取られる。
ただし根元から切り取るころにはその近くには同じ株の次の芽が出てきているので来年にはその芽にバナナの実が生るのを待つことになる。
そんなバナナの一生だけどここにもまた日本にはないシンハラ語の言葉がある。
バナナの花はさっきも出たように「ケセルムーワ」
バナナの実った大きな房は「ケセル キャナ」
日本で売られているような小さな房に切り取らると「アェワリ」

日本でよく売られているようなこの状態がスリランカではアェワリ
日本ではケセルキャナなんて見ることがないから名前があるかも知らないけどスリランカではこれにも名前がある。
おもしろいよね[[pict:symbol4]]
ちなみにこういったケセルもたくさん生って食べきれないと思うとターッタとアンマー、仲良くバイクに二人乗りして人通りの多いカデ(お店)へ売りに行く。[[pict:money]][[pict:symbol5]]
自分の家の小さなカデ(お店)で売ってもいいけど人があまり来ないので売り切れないらしい。
こういうのも小さな収入になるわけで・・・
そんなこまごました副収入をしていく様子もおもしろいと思うKeikoでした。

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