ランタンの明かり

いよいよウェサック！ということで作ったクードゥワ（ランタン）を夕方飾った。
ウェサックだからって朝から飾るのは実は時期尚早。
というのも雨が降るとクードゥワに使われているうす〜いサウコラはあっという間に破れてしまう。
去年、田舎の家で朝から張り切ってハスの花のクードゥワを飾った家があったけど、夕方に雨[[pict:rain]]が降り、夜には全部紙が破れて骨組みだけになっていた。
そうなるのを避けるためにはやっぱり直前に飾ったほうがいい。ということで夕方暗くなる直前に周りの家も飾り始めるころを見計らって私も飾った。
こういう時っておもしろいもので近所でもまだ話したことがない人たちが同じ時間にクードゥワを飾るから不思議な一体感。
それぞれの家で用意されたクードゥワや飾りをお互いに見せ合って笑い合う。
さっきまでそれぞれ自分達のウェサックのことだけでまったく関係がなかったのにウェサッククードゥワを通じて楽しさを共有したみたいな気分になった。
早速電気をつけてウェサックを祝う。
青い大きなクードゥワは道路から見えるところに。

赤い小さなクードゥワは屋上に。

緑のエコクードゥワは風に吹かれて壊れてしまうといけないので風のなるべく当たらない家の裏側に。

ちょうちん型のクードゥワは文字が道路からも見えるように屋上のベランダに。

ちょうちん型のクードゥワのイティパンダマ（ろうそく）もいいけどその他のクードゥワも白く光ってきれい。
今までは一歩下がって遠くから見るウェサックって感じだったけど、今回は私なりの手作りウェサック。
誰かの作ったものを見てるよりも
自分で作ったクードゥワを見るうれしさってこんなに違うのかと思った。
スリランカの人たちが毎年手間がかかってもせっせとクードゥワを作る気持ちがちょっとわかったかも。[[pict:kirakira]]

外から見た青いクードゥワ（最上階）
下の小さなライトの飾りのある階は別の一家が借りてます。