お米の研ぎ方

今日は基本中の基本だけど、最初はびっくりするスリランカのお米の研ぎ方。
スリランカは何でもそうだけど、何かを料理しようとしたとき、その出発点は日本のさらに一つ前の段階から。
小麦粉を使うときもまずふるいでふるうところから。
理由は中に虫がいるかもしれないから。[[EE:AE4DD]][[EE:AEB1E]]
そしてお米を研ぐときにもやっぱり日本の一つ前の段階から始まる。
それがお米に混ざっている石を取り除くこと。
というわけで活躍するのがネーンビリヤ
これは素焼きでできていて、中には素焼きする前にすり鉢のようになるように線が入れてある。
そして重要ながある。

最初にお米を研ぐ前に中の石を取除かなくてはいけないけどそれを目視で取除くのはとても大変。
だからこそここで生活の知恵。
お米は石よりも軽い。[[pict:up]]そして逆に石はお米よりも重い。[[pict:down]]
それをうまく利用してこのネーンビリヤを揺らしながらお米を水と一緒に少しずつ外へ流していく。

すると縁に引っかかって上手に石だけがネーンビリヤの中に残る。
というわけ。
最初は上手にできなかったけど毎日のことだからすぐに慣れた。
もちろんスーパーなんかで売ってるいいお米は石が入っていないものもあるし、
普通のお店での計り売りでも
「これは石が混ざってるけど、これは混ざってないいいお米」
とか言われることもある。
もちろんその場合、石の混ざっていないお米は混ざってるのよりもちょっと金額が高くなってるってわけ。
私の場合、田舎の家の田んぼで取れたお米をもらうことがあるのでネーンビリヤは必需品。
日本では石を取除くってやらないからスリランカでお米を炊いたら石が入ってた!という方もいるかも。
そういう場合は
このネーンビリヤをぜひご活用ください![[pict:good]]

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