すずめ

今日はとてもいい天気で窓を開けたらスズメとツバメの声が聞こえた。
スズメはシンハラ語でゲークルッラ。
ゲーはゲダラ(家)のこと、クルッラは鳥。
だからスズメは「家の鳥」という意味。
そしてツバメはウェリリヒニヤ。ウェリというのは砂という意味で
ツバメは泥を使って巣を作ることから来てるんじゃないかと勝手に思ってる。
そんなゲークルッラとウェリリヒニヤ。
日本では
「ツバメが家に巣を作ると幸せが来る。」
「スズメは空のネズミだから汚い。」

と聞くことがある。
でもこれがまた!スリランカでは
「スズメが家に入ってくるといいことがある。」
と言われている。
ツバメに関しては特にないみたいだけど、
でもこれって日本とは正反対。
私のホームステイしていた家では実際にスズメがよく家の中を飛びまわり、台所の勝手口から入って反対側の窓から出て行くのが普通で、つがいで来ては吹き抜けの天井についている電気の上で仲良く鳴いていた。
そういうときには家の家族もうれしいから動かずに静かにスズメを見ていたもんだった。
スリーパーダに行った時には泊まったゲストハウスのロビーにはわざわざ巣箱が取り付けてあって、ちゃんとスズメが住み着いていた。
もちろんそのため昼間は扉は開けっ放し。
スリランカではゲークルッラよりもカーッカ(カラス)やマイナ(九官鳥)を見かけることのほうが多いから日本よりも待遇が良いのかも。
すごく身近にいる鳥だけど考え方はぜんぜん違うのがおもしろい。

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