ふくろう

田舎の家でお昼寝をしていたら小さな女の子が私を起こしに来た。
「ナェンデー(おばさ〜ん)、起きて。田んぼにね、ウクッサ(トンビ)が落ちたの。こ〜んな大きなウクッサ。あそこにいるの。見えてるから。写真撮れるよ。あそこにいるの〜。」
要するに写真を撮ってくれってことか
ウクッサが落ちたって何でだろう?と外へ出てみるとアンマー(お母さん)が
「カラスにつつかれてウクッサが落ちたらしいんだよね。さっきそういっておじさんが通っていったんだけど。ちょっと見に行ってみようか。」
行って見ると女の子はすぐそこに落ちてて見えてると言っていたのに落ちたと思われる場所は田んぼを越えた向かいの林の中。
遠いな〜。
学校から帰ってきていた隣の家のIくんも一緒に見に行ってみたところ・・・
いた〜!!でもちが〜う!!!
林の中に落ちていたのはウクッサではなくてバカムーナ(ふくろう)

ちょっと距離があったのでブレもあって見にくいですが・・・

精一杯拡大してもこんなとこでした。
でも一応見えますよね、ふくろう。。。

この辺りスリランカの人たちはこんな動物が多い素敵な環境な割りに身近すぎるからなのかあまり興味がなかったりする。
「これ、ウクッサじゃないよ、バカムーナだよ。」
「あ、そうなの?Keikoよく知ってるね〜!じゃ、これが毎晩『ホー、ホー』って鳴いてるあれ??」

自然が多いって本当にステキ[[pict:kirakira]]
自分たちの周りにいる動物が何なのか興味を持たないほどに自然に溶け込んでる。
ちなみにこの家の家族に「動物園に行ったことがあるか」と聞いたことがあったけど、
「わざわざお金を払ってそんなところに行っても動物がいるだけでしょう。動物ならウチの周りにいるじゃない。」
と言われて終了だった。
たしかに・・・。[[pict:alien]][[pict:ase]]
話が脱線したけど不時着しちゃったらしいバカムーナ。
昼間っからカラスに見つかって突かれてまぶしい日差しの中防ぎようもなくて落ちたのかも。
アンマーが近くに寄ってみても脅かしてもピクリともしなかったけど、少し太めの木の棒でつついたらさすがにちょっと動いた。
どうも足を少し痛めているみたいだったけど、大きなくちばしで木の棒をつついたり威嚇[[pict:anger]]してくるし、問題はないみたい。
夜になったら飛んでいくかもしれないしとそのままにしてきた。
でもふくろうってあんなに大きなものだったんだね。
初めて見た。
夜活動する生き物だし、鳴き声は聞いていたけどさすが貫禄あるな〜。


タイトルとURLをコピーしました