アングリマーラー

先日のウェサックで映画館の前に作られていたのは電気で動く仕掛けの人形。
手作り感いっぱいだったけど、ちゃんと問題なく動いて人だかりもできていた。

真ん中にいるブッダの右側がアングリマーラー
左にいるのが逃げるアンマー

これはジャータカカター(ジャータカ物語)のアングリ マーラー(指の 首飾り)という話の一部を電気仕掛けで作ったものらしい。
この話はある男の子が悪いことをしていないのに学校でみんなに濡れ衣を着せられる。
そこで、何もしていないのに濡れ衣を着せられた仕返しに人を100人殺してその指で首飾りを作ると誓う。
そして人を殺して指を集めるためアングリマーラーと呼ばれるようになるんだけれど、99人を殺し100人目のお母さんを殺そうと走って追いかけているところがこれ。
話としては、この時にブドゥハームドゥルヲ(ブッダ)と出会い、諭されてアングリマーラーは仏教に帰依し、お坊さんになりましたという話なんだって。
血みどろの話だけど、お坊さんになったら99人の殺された人たちの罪はどうなるの?と思ってしまったのは私だけ?
現代風に考えれば学校でいじめにあった報復として100人の指を集めると誓うわけで・・・
その仕返しの方法もまたちょっとすさまじいかも。。。[[pict:ase]]

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