イイトコ取りの列車の旅

マッサージが終わったＮさん。
お昼ご飯もホテル食べてスリランカに来ました感を感じてもらったらまたローカルな世界に帰りますよ。
と思ったんですが、今朝ヌワラ（キャンディ）に行く道すがら列車の話になりまして。
Ｎさん：「実はこれまでもスリランカ旅行中にまだ一度も列車に乗った事ないんですよ。」
Ｋｅｉｋｏ：「え！？そうなんですか？乗ってみたいです？？」
Ｎさん：「え！？乗れるんですか！？」

駅に行ってチケットを買えばダメとは言われません。
ということで、帰り道にちょっとだけ列車の旅をアレンジ。
Ｎさんがマッサージを受けている間に列車の時刻を確認。
って駅まで行かなくてもおおよその時間はわかるんですよ。

Ｓｒｉ　Ｌａｎｋａ　Ｒａｉｌｗａｙの列車検索はこちら
＊とはいえ特に普通列車なんかは時間変更、遅れなどなどあるので自分の希望時間に２〜３本あること、１時間くらいの余裕を持って行くことなど注意は必要です。
乗るのはキャンディ−コロンボ間の列車だから、キャンディまで行けば確実に座れる。
でも今日は夜のキャンディペラヘラ最終日。
キャンディまで行こうとしたら渋滞に巻き込まれて大変なことになるかも・・・
ということで、それよりも手前のカドゥガンナーワから乗車することになりました。
お決まりですが、駅の陸橋から両側を見てみました。

線路がどこまでもまっすぐです。

駅の構内にもまだほとんど人がいません。

駅の反対側をこれまたＣＴＢ（国営バス）が走っていきました。
古！って思うかもしれませんがこんなモンです。
国営ですしね。
実はこの時点でまだ切符は買ってません。
切符は列車の到着する１０分くらい前から販売するので駅の構内にも入り放題ですｗ

あ、シンハラ文字が読める方はこういうの読んでみるとイイですよ。
もちろん駅名が書いてあるので、なんて書いてあるのかはわかっちゃいますが。

さて、そろそろ列車到着です。

列車が来たらすぐに乗り込んで出発〜！

お決まりの車内販売のワデ〜を購入。
大きいのがウンドゥ　ワデー
小さいのがパリップ　ワデー
長いのが塩揚げしたチリです。

ところで、説明しておくと今回カドゥガンナーワから乗ったのには意味がありまして。
キャンディ−コロンボ間で一番の見どころはキャンディからケーガッラまでの景色の変わりよう。
高地から低地への移動する様子が一番わかるところです。
そして良い景色が見えるのがこのカドゥガンナーワを過ぎたあたりから。
ということで乗るなら絶対カドゥガンナーワよりキャンディ寄りでと思ったんですよね。
ということで、カドゥガンナ−ワを出発して数分後に見えるのがこの景色！

遠くに見える四角いポッコリした山がバタレーガラです。
キャンディからインターシティ（長距離快速列車）に乗るとちょうど１時間後に見られるここがバタレーガラを撮影するベストポイント！

一瞬で通り過ぎるので写真を撮るなら身構えて撮影する必要がありますが。
いくつかトンネルも通りますが、トンネルでは声がこだますのでそれが面白くてスリランカの子供たちがよく叫んでます。

高低差を感じてもらうためには、このバタレーガラが見える辺りの木々にも注目です。

列車もかなり高いところを走っていますよ。

そしてそのうちに見えて来るのがアラガッラという山。

列車はこの山の脇を走っていきます。

アラガッラの下を走るころも、まだ遠くにバタレーガラが見えてますね。

画質は悪いですが動画も撮ったのでもう少し雰囲気が知りたければこちらもどうぞ！

よく聞くとトンネルの中で子供たちが叫んでるのが聞こえる・・・かも？
そして小さなトンネルといくつか越えていくと・・・

線路脇の木々がココナッツの木に代わり

その向こうにあるのは・・・

田んぼ！

というわけでこの高低差の変わりよう、わかりますかね〜？
分かりにくいな〜と思ったらぜひスリランカで列車に乗ってパノラマで体感してください[[pict:kirakira2]]
ちなみにこの後はコロンボまで田んぼになりますが、昼間に乗ると体感気温も変わってくるので涼しいヌワラから低地の暑いコロンボに降りたな〜！[[pict:sun]]って気がします。
その後に見えるのはこのお寺。