気づいたらあっという間にクリスマス
これまでお正月の言葉については取り上げてきていたわけですが、仏教徒の多いスリランカでクリスマスの言葉については取り上げてなかったな〜と思いだしました。
クリスマスってシンハラ語では「ナッタル」。
アルファベットで書くと「Naththal」。
シンハラ文字ではこれ
↓↓↓
නත්තල්
ちなみに、サンタさんはシンハラ語では「ナッタル シーヤ」(クリスマスのおじいさん)って言われます。
そのままですが可愛いです
で、もしかしてお友達やご家族がスリランカ人でもキリスト教の方だった場合、このクリスマスの時期になんて言ったらいいの?
もちろん「メリークリスマス!」で通じるわけですが、それよりもシンハラ語で言いたい!
そういうときには・・・
「スバ ナッタラック ウェーワー」
(良いクリスマスでありますように!)
と言ってあげるといいです。
シンハラ語はこちら。
↓↓↓
සුබ නත්තලක් වේවා!
それだけではなくてキリスト教の方にクリスマスカードを送ってあげたい!
そこにシンハラ語を添えたい!
そんな時には・・・
こんな言葉を書いてあげると喜ばれるかも。
↓↓↓
ඔබ සැමට සාමය සතුට පිරි
සුබම සුබ නත්තලක් වේවා !
ちなみにこれは書き言葉寄りの言葉なので仲の良い人に口頭で言う言葉ではないんですが
「オバ サェマタ サーマヤ サトゥタ ピリ
スバマ スバ ナッタラック ウェーワー」
意味としては
「あなたがたが平和で幸せのあふれる
良いクリスマスを過ごされますように!」
ところで、
スリランカって仏教国って言われるけど、クリスマスって日本と比べてどのくらいお祝いされるようになってるの?
って思うかもですね。
最近はスーパーやショッピングモール、ホテルでは全面的に飾り付けなんかされてかなり華やかになってきてます。
日本のような冬の寒さは無いですけどねw
でも私が良くいくスーパーなんかではかなりのスペースがクリスマス商品になっていて、建物やレジなんかも全体的にクリスマスチックになってます。
ただし、クリスマスというのは確かにキリスト教のお祝いの日になるわけですが実は実際に本当に敬虔なキリスト教の人たちはクリスマスってそんなに華やかにしていなかったりします。
だからキリスト教の人たちに
「クリスマス、何するの?」
と聞くと意外と
「え?家族で集まってささやかにランチを食べるだけだよ。プレゼント??ないない!w」
って言われたりします。
クリスマスの夜にサンタさんがトナカイに乗ってプレゼントを持ってくる
↓↓↓
朝起きたら枕元にプレゼントが!
とかはないそうですw
クリスマスってあくまでキリスト教を宣伝するためのもので今はそれに商売をする人が乗っかっちゃったというだけなのかもしれませんね。
なので、スリランカでもそういった商売に関わる場所での飾りつけはガッツリされてますが、その他の場所ではそんなに目立った電飾ギラギラの飾りつけはされてないんですよ。
日本ではどこの家でも
クリスマスと言えばプレゼント!
クリスマスツリーも飾ってケーキも食べて!!
ってイメージだし、街中もそれを前面に押し出して宣伝しているのでどうしてもやりたくなっちゃう雰囲気なんですが、意外と実際のキリスト教徒の人たちは静かに過ごすささやかな一日なのかもしれませんね。
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