スジャータ プトゥラ

少し前から週末のドラマが変わった。
以前は「パラナ タウマ」というドラマだったんだけど「スジャータ プトゥラ」というドラマに。
週末のドラマは土曜日、日曜日の夜に30分ずつ放送されるんだけど、この「スジャータ プトゥラ」、Keikoにとってはかなり興味深いスリランカの湖に関するドラマ。
スリランカの歴史の中で、湖というのは切っても切れないとても重要なもの。
アヌラーダプラ時代、ポロンナルワ時代でも王様の仕事は稲作ができるように湖を作り灌漑を整備すること。
このドラマの時代設定ではスリランカが独立した後おそらく今から50年ほど前のある村。
それよりも更に20年も前、大雨が降り、村にあった湖が決壊しそうだと思った村人は悩んだ結果決壊するのを待つのではなく自分達で湖を決壊させた。
田畑に水を送るための湖を決壊させ水を抜いたことによりその後湖はなくなってしまい、村では稲作が以前ほどできなくなってしまった。
そして20年経った今、やはり湖は必要だと思った村長が一念発起し、村人を集めて話をして湖をもう一度作ろうと相談する・・・。
この話は本当の話ではないみたいだけど湖の話だし地理的にはアヌラーダプラ、ポロンナルワ、そっちのほうの話。
キェキラーワという名前が出てくるところをみるとハバラナの近くなのかもしれない。
そのあたりは確かに湖が多いしそのたくさんある湖の一つの話と考えればわかりやすいかな?
この話に出てくる村人、村長さんはとても素朴で、村人に湖を作ってもらうためお昼ご飯を村長さんが自己負担で作ってみんなに振舞うことにする。
もちろん湖ができた時には利益が出るのは村全体だけど、村のことを思う村長さんは自分でその負担を負うと決める。
でもそのうちに働きに来ている人たちの中にはそのご飯も受け取らない人がでてくる。
「家には自分よりもおなかを空かせた家族がいる。その家族を置いて自分だけご飯を受け取ることはできない。」
その理由を聞いた村長は
「それならば働きに来ている人の家族のご飯も作らなくては。」
びっくりしてしまうけどそんな決断、もし自分ならできるのか!?と思ってしまう。
でも村長さんはそのくらい固い決意で村のためにと湖を作ることに一生懸命になる。
これが本当の話ならすごい。
でも本当の話でなくても村長さんたちを応援したくなる。
スリランカの大事な湖の話。
ところどころ笑える登場人物、その時代の村人の生活、そういったものも含めてKeikoにとってはアツいドラマ。
毎週末が楽しみです[[pict:symbol7]]
ドラマが見てみたい方はこちら[[pict:down]]からどうぞ。
http://www.lankachannels.lk/browse-Sujaatha-Puthra-Sinhala-Tele-Drama-videos-1-date.html
一番下から1話目、上に行くにつれて最近の放送分になっています。

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