スリランカのファッション

先日作ったオサリヤ(キャンディアンサリー)のハェッタ(ジャケット)。
このハェッタはスリランカのファッションにも深く関わってると私は思う。
それは先日のハェッタにあった袖の部分のこのボーリッチ(肩の丸くなっているところ)の部分。

正式なキャンディアンサリーのジャケットに必ず付くボーリッチ。
日本だとかわいさを出すために使われたりするけど、正直日本にいた時には私には縁のないデザインだった。
でもスリランカではオサリヤのハェッタにはこのボーリッチがあるからなのか大人から子供までが着るオーソドックスなデザイン。
私も最初は何となく恥ずかしい気がしたんだけど、タェーギ(プレゼント)でもらう服はたいていこのボーリッチが付いてる。
ということで最近はそういうのも着てる。
でもここで思うのは日本のファッションの感覚とスリランカのファッション感覚はずいぶん違うなってこと。
先日スリランカの会社のオフィスにいったらすっかりスリランカ化してる私の服装を見て
「この子、スリランカのファッションわかってるじゃない。」
と言われて気がついた。
日本からこちらに来たときにはスリランカのファッションって色も奇抜だしちょっと着られないな〜と思ったりしていたんだけど、スリランカの人たちからすると日本のそれは逆にちょっとズレてるファッションになってしまうのかもしれない。
見てすぐに外国人とわかるのは色やデザインの選び方がぜんぜん違うから。
日本でスリランカの服装を着たら浮いてしまうように、スリランカで日本の服装を着るとこれもまた浮いてしまうってことなんだと思う。
だから日本ではきれいな服でもスリランカではイマイチ!と思われてしまうことも多々あるってことだよね。
そんなスリランカだけど去年日本に行って感じたのはスリランカのファッションはけして遅れているというわけではないということ。
日本は何でも情報が早いと思っていたからファッションに関してもスリランカよりは早いんだろうなんて勝手に思ってしまっていたんだけど、インドには日本より近いスリランカ。
インドのファッションは日本よりも早く入ってくる。

最近はインド麻の服も売られているけど、日本に帰国したときにスリランカで半年くらい前にこんな服売られてたの見たな〜と思ったこともあった。
数年前から日本でも流行ってるらしいレギンスもスリランカのものは日本のものより派手でデザインも色々あるような気がする。
クオリティに関してはもちろん何かしらの差があるのかもしれないけど、それでもスリランカってインドに近いってことを考えると一部では日本よりもファッション先取りしてる。
そういったスリランカのファッションも楽しめるといいな〜[[pict:symbol7]]
そうしてどんどんスリランカ化していくKeikoでした。[[pict:tulip]]

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