スリランカの・・・分別?ゴミ??

ここの田舎では当然だけどゴミ収集車は来なくて、ゴミは各家での処分になってる。
土に帰らないゴミは家の裏のゴミ捨て場に捨てて、時々火をつけて焼却[[pict:fire]]
ココナッツの殻は定期的にココナッツの殻を買い取りに来る業者へリサイクルで売る[[pict:gamaguchi5]]
ココナッツやキングココナッツの外皮は木の根もとに積んで肥料とするけど、乾いているものは必要な時には精米前のお米を茹でる時にやっぱり燃やして使ったりもする[[pict:fire]]
こういう場所でのスリランカのリサイクルは日本よりも徹底していて本当に残るものがない。
そんな中、この家では土に帰るゴミ(野菜の切りくず、ココナッツの削りかす)はバイオガスのタンクへ入れて牛糞(ゴマ)と一緒に肥料にするんだけど、フルーツの食べカスなんかは面倒だとスリランカではよくある窓からポイ!ってのも良くやる。
*ちなみに残飯は犬や猫が全部食べつくしちゃうので残りません。
窓の外にはアッカの小さな畑があって、気分によってお花畑になったり、野菜畑になったりしているんだけど、そういったフルーツの食べカスはその畑の肥料となっていく。

んだけど!

時にはこういうことも起こるんですよね。
田舎の家の窓からふとアッカの畑を見たら

あれ?畑の手前だけど、こんなところにマンゴー(アンバ)の芽が・・

誰かが捨てたマンゴーから芽が出たみたいです[[pict:futaba]]
よくよく見てみると畑のふちっこにはカトゥルムルンガの芽も[[pict:futaba]][[pict:futaba]]

この芽を見て思い出したんだけど、そういえば以前家の前の植木鉢に芽を出したマンゴーの芽、私がアンマーに
「マンゴー食べられるようになるの?」[[pict:kirakira]]
としきりに聞くもんだから家の前に植え代えたところ今年は実がなってた。

すでにこんな大きな木になってます[[pict:ase2]]
ちなみに一番右のひょろっとしたのがマンゴーの木。
左はアンマーが趣味で植えてみたアティケセルという
実がなってから食べられるまでに3〜4カ月かかるというバナナの木。

あれからもう2〜3年経ってると思うんだけど、時間の流れは早くて思い返すともののけ姫の映画を見ているみたい。
マンゴーの木の向こうに広がる田んぼには今年植えたのか自生したのかバナナの木が生え始めてた。

あんなところにバナナなんて生え始めたら筍みたいに周りにどんどん芽が出ちゃうからあっという間に森になっちゃうんじゃないの?と思ったんだけど、
「日影ができたら田んぼの仕事もやりやすくなるからいいでしょ。」
だそうで・・・。
都会で育った私には草木の成長は遅くて、なかなか芽が出なくて、待っても待ってもちっとも大きくならないトトロのさつきとメイのイメージだったけど、この家では草木の成長が本当には早い。
年間を通して暖かい気候であるのもあるのかもしれないけど・・・。
あと3年くらいしたらこのマンゴーの苗もどこかに植え代えられて木になって、実がなってるのかもね[[pict:symbol7]]

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