スリランカの新聞

スリランカで少し前に始められた「アダ(今日)」という新聞がある。
コレ[[pict:down]]
http://www.ada.lk/
この頃の新聞は1部20ルピーからだった中でアダは1部10ルピー。
政治、経済なども載せられている中でも安さを売りにして売られてる。
そんな「アダ」パッタレー(新聞)
意外と紛らわしいことも起こってて、発売当初新聞を売っているお店の前を通りかかったらこんな言葉を耳にしたことがあった。[[EE:AE5A5]]
お客さん:「アダ パッタレー(今日の新聞) ある?」
お店の人:「あるよ。ハイ。『アダ』パッタレー」
お客さん:「いや、アダ パッタレーだよ。」
お店の人:「だから、これ。『アダ』パッタレーだろ。」
お客さん:「いや、いや、ランカーディーパ アダ パッタレー(『ランカーディーパ』の今日の新聞)」
お店の人:「あ〜、なんだ『アダ』パッタレーかと思った。笑」

そんなややこしいアダ パッタレー、私も見ることが多いんだけど、それについて話をしている時にも通じてるか心配になることがある。
それはこんな時。
「イーエー(昨日) 『アダ』 パッタレー(今日の新聞)に書いてあった記事で〜」
昨日なのか今日なのかどっちだよ![[pict:anger]]って自分で言っていてもややこしいと感じる。
この未来と過去がごちゃ混ぜになりそうな新聞の状況は他にもあって、日曜日の新聞は土曜日に売られたりするから土曜日にお店に行って買おうとする時にはお店の人に
「日曜日の新聞ある?」
って聞くことになるし、友達が持っていたりすると
「あ、それ明日の新聞??私も見たい!」
明日の新聞って未来の新聞持ってるみたいで最初のころはすごくもやもやした。
でもこの日曜日の新聞は土曜日に売られるということはおそら情報は金曜日までのもの。
記事だって一週間の総まとめのような内容だし、就職、転職、お見合い、中古車、ファッションなんかの折り込みもあるからスクープとかはいらないといえばいらないのかもしれない。
スリランカでは新聞を毎日買わない場合、この週末の新聞で一週間の出来事の情報を得る傾向がある。
私が以前いた個人寮でもそうだった。
総集編ということで金額も他の日よりも少し高い50ルピーだし、1部買ってみんなで読み合う。
ちなみにスリランカでは日本のように月曜日は新聞がお休みということはなくて毎日ある。
いろいろ考えてみると新聞事情も日本と少しずつ違ってるのが面白いと思う。特に未来と過去が入り混じったこの状況は特に・・・。

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