ハクル(ジャガリ)の話

スリランカの観光

ブログの読者さんで私がスリランカにいる時にも
いろいろなものをくださっている方から
スリランカに行ってきました〜!
と先日小包が届きました。
中を見たら入っていたのは!!!

日本のお土産と一緒に
紅茶、カジュ(カシューナッツ)、そして
ハクル(ジャガリ)!!!😆
Sさんありがとうございます!!
先にメールで「紅茶を送りました」
って聞いていたんですがまさか500gも入っているとは!
そちらも大切に飲ませていただきます♪
そしてもう一つ、
写真ではカシューナッツの陰に
隠れてしまっていますが
キトゥルハクル(ジャガリ)!!
このハクルがとても柔らかいので
逆に不安になってしまって・・・
と一つ送ってくださったみたいなんですが、
確かにお味噌みたいな柔らかさで
蜜が染みだしたみたいになってました。
でも、この柔らかすぎて溶けかけてるのは
純度が高い証拠なんですよ。
以前、ブログでも書いたことがあるんですが
2017年1月11日2017年1月20日参照)
ハクルは砂糖を入れることによって固まる
だから砂糖が入っていないと固まらない、
んですよ。

常温に置いておくとどんどん形が無くなって
溶けてきてしまうのは純度が高いってことなんですね。
ハクルってスーパーなんかでは
半球体の塊で売られているし、
ローカルのマーケットでも
同じようなハクルがたくさん
ショーケースの中に入れてあったりもするんですが
その半球体はココナッツの殻に入れて固めるから。
昔から紅茶のおともにかじられていたハクルは
ココナッツの殻に入れて固めて
産地から消費者の許まで
形が崩れずに持ち運びができるようになっていたんですね。
でも、現代になってビニールの袋に入れることで
溶けても持ち運びを可能にする
包み方ができるようになったので
なるべく純粋なハクルを売りたい。
そう思う生産者が増えてきたみたいですね。
というわけで、
送られてきたハクルは純度が高いハクルで
固まっていないから大丈夫かしら!?
って心配することじゃなく、
むしろそんな純度の高いハクルに巡り合えたことは
うれしいことということだったんです✨
Sさん、良かったですね!!!💕

とはいえ、これからスリランカ旅行へ行くみなさん、
この話を見て必死に純度の高いハクルを
探す必要はないですよ。
純度が高くても、低くても
ハクルはハクル。
半球体に固められているハクルは
昔から食べられているハクルで、
柔らかくて溶けて形が崩れちゃうものは
最近販売されるようになってきたハクル。

紅茶と一緒にかじりやすくて
昔のスリランカを思いながら食べられるのは
固められているハクルだし、
それには昔の人たちの知恵と
スリランカの人たちの風習が詰まってる気がします。
昔からのハクルには昔ながらの
良さがあるってことですね。
ただ、固められてるハクルは
どこでも売られているのに対して
純度の高い、柔らかいハクルは
まだ売られている場所も少ないと思うので
そういう意味で柔らかいハクルに出会えたなら
それはラッキーってことなのかもしれません。😊

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