ホームステイの終わり

あっという間にAさんのホームステイも今日で終わりです。
料理の通訳ということで、通訳しながら私もいろいろと勉強しました。

2人してムンアェタキャウンのタネをコネてます[[pict:ase2]]
前回の料理の先生たちが来た時もそうだけど、本当に料理ってただ料理するだけじゃなくて例えば野菜ならその実が生り、熟し、食べられるようになり、それを料理する。
そしてその料理するもの1つ1つにも歴史があったり、効能があったり、それは生活にも繋がるし、文化にもなっていく。
私はシンハラ語が好きでここまで来てるけど、結局シンハラ語を追いかけていくと料理、観光、アーユルヴェーダ、何にでも繋がっていく。
逆に言ったらどこから来ても結局はお互いに繋がって1つになっていくってことですね。
本当、おもしろいです。[[pict:kirakira2]]
この田舎の家がすごいのはどんどん発展していくスリランカの中でもまだ過去とたくさんのつながりを持っている事。
コロンボ近郊だったり、近代的な家だったりすると田舎の暮らしは過去の事。欲しいものはお金で買い、それがどのような過程を経て自分の元に来ているのか知識はあっても見たことがない人もたくさんいる。
それに興味がない人も。
日本にいた時の私がちょうどそんな感じだったんですけど。[[pict:bomb2]]
でもこの田舎の家は昔の遊び、昔の食べ物として学校で習うものがそのまま今でも使われている。
今では英語で呼ばれてしまっているフルーツなんかも、英語のわからないお母さんがシンハラ語の名前で言うことによって子供たちもそれがシンハラ語の名前であると気付く。
身の回りにあるアーユルヴェーダの効能のわかる草を使って料理をし、まずは普段の食事で体のコンディションを整える。
コロンボでは分からないことがまだこの家にはたくさん見ることができて、私自身大学院の授業理解にとても役立ったし、分からないことを聞けば「あそこにあるでしょ?」なんてそれが目の前にあるものであったことを気付かされたりもする。
そんな今のスリランカと過去のスリランカを繋いでいる田舎の家。
今回もAさんにたくさん体験してもらっちゃいました。


そして日本でまた料理の活動を続けていくAさん。
今回の滞在がこれからの役に立ってくれたらうれしいです。

これからもがんばってくださいね〜!!!
[[pict:good]]

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