ホームステイの終わり

出戻りKさん(?)のホームステイも今日で終わり。
田舎の家の家族も前日から「明日の今頃はどこにいるの?」としきりに聞いて寂しさを感じていたんだけど、時間は止まらないですしね。。。
楽しい時間はあっという間に過ぎますね。
先月スリランカに来た直後にホームステイに来てくださったKさん。
この後どこへ行こうかな〜?
なんて言っていたのに今回のホームステイの後はそのまま日本帰国です。
約1ヶ月のスリランカ滞在、本当にお疲れ様でした。

今回のホームステイではKさん自身がシンハラ語を少し話せたことで田舎の家の家族も楽しさが倍増していたみたい。
スリランカは英語が通じるとはいえ普段使っているのはシンハラ語。
やっぱりより心が通じ合うのはシンハラ語での会話。
もちろん田舎の家の家族はほとんど英語はわからないからそういう意味でも言葉が通じない不安ってある。
でも今回は穏やかなKさんの性格に合わせて常に家族と一緒に過ごしていたこともあって田舎の家の家族も本当に楽しそうだった。
こういう時、私が感じるのはもっと日本の人たちにシンハラ語を知って欲しい
ということ。
違う国の人と人が出会った時、最初に行うのはコミュニケーション。
そこで使われるのは言語。
まず、自分の話す言葉が相手に通じるのかどうかを確認し、意思の疎通を図る。
そしてそこからすべては始まる。
スリランカに滞在する時、シンハラ語が話せなくてももちろん滞在できないことはない。
でも相手の感じる嬉しさが格段に上がること、急激な興味を示してくれること、これって本当に大切。
相手が嬉しくなれば自分も嬉しくなる。
その相手を見て更に喜んでもらおうとする。
それの繰り返しで人と人は理解し合っていく。
私にとってはスリランカにいてシンハラ語ナシでの生活は考えられない。
でも旅行に訪れる大半の人はまったくシンハラ語のことを知らずに旅行をしていく。
それが間違っているわけではないけれど、その中で行われるコミュニケーションは全く違う。
もちろんこれはシンハラ語を母語としている人と出会う場合の話だから、タミル語を話す人たち、英語を話す人たちとの交流はまた別だけど、スリランカの場合、7割がシンハラ語を話す人たちなので。。。
よくスリランカ旅行で
「言葉がわからない分騙されているんじゃないか?と心配で・・・」
っていうのを聞くけど、反対にスリランカの人たちは日本語を話している私たちの会話をどう聞いているのかというと、
「ウソつかれてるんじゃないかって思われてない?」
「何なの、この人たち!って私たちの文句言ってたりしない??」

そんな不安を感じてるのは冗談でもよく言われる。
もちろん騙す気でいる人は騙す気でいるけど、それは商売として慣れている人たち。
普通に生活している人たちはそこまで心の準備をしていないし、普通に私たちと同じ心配をしているってことです。
私自身もスリランカでシンハラ語に興味を持つことの大切さって感じていたけど、Kさんを見てどんな人が相手でもやっぱりシンハラ語を少しでも話せるって大きいな〜と感じました。
もしスリランカに旅行して、シンハラ語に興味を持ったら・・・
そこからまた何か変わることもあるハズ。
今は日本でもスリランカに注目が集まっているけど、これからはシンハラ語にも興味を持ってくれる人が多くなるといいな〜。
そんな風に感じたのでした。
話が少し脱線しちゃったけど・・・
Kさん、1ヶ月のスリランカ旅行本当にお疲れ様でした[[pict:kirakira2]]
またぜひぜひ!スリランカに遊びに来てくださいね!![[EE:SE01D]]

タイトルとURLをコピーしました