感謝の季節

1年の中でこの時期が一番忙しいかもしれない時期が来ましたよ。
でもここが一番いろんな出会いに感謝する時でもあるんですよね。
スリランカ国内で日本との架け橋になっている人たちに出会うことの多くなるこの時期。
私はシンハラ語とスリランカ文化だけど、日本語と日本文化をスリランカに広めようと尽力してる人もいるんですよね。
昨日、そんな日本語と日本文化をスリランカに広めようと尽力してきていて、実はこれまでずっと私のこれからの人生の決意を話したいな〜と思っていた方にやっと!久々に会えました。

「私はこれまでぼんやりスリランカ滞在をして来てましたが、スリランカの文化、風習、シンハラ語を日本へ送りたいという決心が付きました。」

時間がない中で手短にそんな話をしたところ、
「日本とスリランカの文化の細かい違いは難しく、でも頻繁に問題は発生しています。そういうすり合わせをすることができる日本人として、それが理解できる日本人として、あなたのやるべきことはとても重要で、とてもたくさんありますよ。」
と励まされました。
私はそんなにいろいろできるつもりはないけど、そう言われて涙が出そうでした。
そう、私の望みも正にそれなので。
シンハラ語を日本に伝えること、そしてそれと一緒にスリランカの本当の姿を少しでも日本に伝えること。
そして今度は今日、ある人から言われて一番心に残った言葉・・・
「実は、以前から言おうと思っていたんですが、あなたと話す時、私は日本語で話したくなります。
あなたの話すシンハラ語は私たちの話す英語と混ぜたシンハラ語よりも、より純シンハラ語に近い。
だから自分が話すシンハラ語の乱れを隠したくなって日本語で話したくなるんです。
よくここまでがんばりましたね。これからもがんばってください。」
本当に、頭の下がる思いでした。
純シンハラ語を話すという事は、私の話すシンハラ語は少し今のスリランカでは過去の言い方になってしまっていることもあるという可能性もあるハズ。
もちろんこの方は私を励ましてくれたと思うんですけど、その中から私ももっといろんなことを学ばないとと改めて思いました。
「言語とは、2つの違った人たちの間のコミュニケーションから始まり、多くは宗教と共に発展する。
そしてそれは人が行うすべての行動の一番最初に来るもので、
どんな分野でも目に見えなくても私たちが常に必要としている大事なものなんだよ。」

大学院の先生の言葉も思い出しました。
先生はこの言葉の最後に
「言語って本当に大事な無くてはならないものなのに、そのことを研究しても儲からないのが難点だけどね。」
って笑ってました。
確かに・・・。

でも本当に私、スリランカの人たちみんなから励まされて、励まされて・・・
「日本が自分を助けてくれたから日本のために!」

という言葉は時々聞いたり読んだりするけど、私にとっては
「スリランカが私を励まし続けてくれたから、スリランカのために!」
の気持ちです。
本当に、いつも私を優しく導いてくれてるのはスリランカの人たち。
彼らの言葉はとても穏やかで、優しくて、でもしっかりと要点を捉えてる。
心から感謝です。
でもいつまでも心で感謝していてもしょうがないから、早くもっと成長してスリランカに恩返しをしたいです。
文化と言語を日本に伝えることで!
私にできることは本当に少ししかないけど、今年のこの時期もたくさんの人に励まされたのでした。
私、これからもがんばろう。

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