歴史の本

スリランカで購入した本はたくさんあったけど、その中で私が気に入っているのが観光地で売られているシンハラ語で書かれた歴史の本。
観光地の敷地内で炎天下の中おじさんが本を並べて売っている、そんなところで購入した本だけど、これがまた!意外と楽しめるものだった。
間違いなく合成写真で作られた表紙の
スリランカらし〜い作りの本。

これはポロンナルワで購入したポロンナルワの遺跡についてだけが紹介されている本で、それぞれの遺跡のことが簡単にシンハラ語で書かれたものなんだけど家に帰ってよくよく見てみたら・・・
おおっと![[pict:pika]]これは・・・![[pict:yellow25]]

本の最後にポロンナルワ遺跡改修前の様子が10枚写真で紹介されてる!
ここの遺跡はどれも今は広い広場のようなところに鎮座してるわけだけど、購入した本に載っていたのはそれぞれの遺跡の改修前の様子。[[pict:camera]]
ムーンストーンとガードストーンがきれいに残っていることを説明されることが多いワタダーゲ、今は広場の真ん中にあるけど改修前には周りに木が生えて、ワタダーゲの中にも木が生えているのが見える・・・[[pict:futaba]]

今は暑〜い炎天下の中にあるけどこのときには周りに木陰もある
涅槃像、立像、座像の3体の仏像があるガルウィハーラ、その中の涅槃像(パリ二ルワーナ ピリマヤ)の前には今はない柱が6〜7本見える・・・[[EE:AEB6C]]
柱があるということは屋根があったということ・・・かな?
こんな写真が撮ってあったんだ!と正直びっくり。
スリランカは昔、日本よりも裕福な国だったと言われるけど、スリランカの古い写真がたくさん残っているのを見ると実際にそう感じる。
今はたくさんの観光客が遺跡を見に来るけど、都が移されてから徐々に荒廃して木の根が張り、いつの間にか草が生い茂り、長い間人っ子一人いないような静かな時を過ごしてきたんだろう。
今は観光地化されて歩きやすくなって・・・だから私も簡単に見に行けるわけだけど、こういう以前の状態を知ることができるとまた感慨が深くなる。
もともとスリランカの歴史がもっと知りたいという希望もあった私、観光客が見るとは思えない物を探して楽しむのがKeiko流。[[pict:ufo]]
ポロンナルワで購入した本はRs30ととても安いものだったけど
今後も絶対に手放したくない大事な本。
今も大切に保管してある。

そして裏表紙にはシンハラ文字の変遷の紹介が一覧表で!
私にとっては本当にお得感いっぱい♪


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