気になる言葉 つづき

今日は先日書いた「気になる言葉」(6月5日)のつづき。
「ピッスゥ」という言葉の使われ方について紹介したけど、
このピッスゥを直訳したバカという言葉について。
実はシンハラ語にもバカという言葉がある。
「ゲンバ バカバカ」と使われるんだけど、ゲンバ=カエル[[pict:animal10]]、そしてこのバカバカというのはカエルの鳴き声。
だから日本語で言うと「カエル[[pict:animal10]] ゲコゲコ(ゲロゲロ)[[pict:symbol7]]」の意味になる。
また、日本語と音が似ていて驚かれる言葉は「ババー」
ある年配の女性がスリランカの友人のところに遊びに行ったところ、
普段自分のことを名前で呼んでいたはずの友人が突然
「ババー、ババー!」
と言い出したので、
「なんて失礼な!![[pict:anger]]」
と思ったという。
実はこの「ババー」は子供のこと。
この友人は近くにいた自分の子供に呼びかけていたのを間違えてしまったらしい。
しばらくして彼女もそれが子供のことらしいと気づいたそうだけど、これもまた知らないとびっくりする。
[[pict:light]]逆に、音が似ていたために恥ずかしい思いをしてしまったスリランカの男の子の事件をもうひとつ。
日本から来た女性の観光客2人が海辺へ遊びに行った時、ビーチで働くこの子に言ったらしい。
「XXくん、○○○(男性の大切な部分)でかいね」(シモネタですみません)
なぜ彼女達がそんなことを言ったのか、冗談であったのは間違いないんだけどこれがまた!言われた男の子は何と言われたのかわからず、ずっと気になっていたらしい。
ある日顔なじみになった私に聞いてきた。
「これってどういう意味??その後に来る日本人に聞いてもみんな笑って答えてくれないんだ。どうしてだろう?」
私もびっくり!そりゃあ答えてくれないと思うよ!?
どうしてそんな言葉をいつまでも覚えてんのさ![[pict:alien]]
日本でみんなにそんなこと聞いて回ったら変質者だよ!!
でもこれ以上この男の子が日本人に聞いていくのもかわいそう。。。
言いにくいな〜!と思いながらも意味を教えると
「あ〜・・・エヘマダ(そうなんだ)・・・アイヨ〜(あ〜あ)」[[pict:ase2]]
落ち込む男の子に
「もう2度と聞いちゃダメだよ!」
と言っておいたけど正直この言葉を教えた日本人観光客に腹が立つわ、呆れるわ。
みんな日本語がわからないからって人がたくさん集まるビーチでそんな言葉を使うとは・・・。
もし私が何も知らずに変なシンハラ語を教えられたとしたら・・・
絶対にイヤ!![[pict:anger]]
日本語の「でかい」は普通の日本語であれば「大きい」でそれを使えば2つの単語を覚えなくてはいけなくなるため、きっとこの男の子も覚えていられなかったと思うけど、運の悪い(?)ことに「でかい」を使ってしまった。
「デカイ」はシンハラ語で「2つ」だから覚えておかなくてはいけない単語は残り1つ。
意味がわからないけどみんなが笑うし、デカイは2つだし・・・と訳がわからなくて忘れずに覚えていたんだろう。
何にしても!どうせすぐに忘れてしまうだろうとタカをくくって変な言葉を使うのは意外と危険[[pict:exclamation]]
みなさんも、言葉には本当に気をつけて[[pict:exclamation2]]

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