水を飲むこと−スリランカ滞在とか、アーユルヴェーダ治療とか−

最近、じゃなくて
水が飲めるようになってからずっと・・・
娘が毎日すごく水を飲んでくれてうれしいです。
水はシンハラ語の子供用語で
「ボー」
っていうんですが、
「ボー!ボー!」
ってことあるごとにすごく要求して
すごく飲みます。
今も朝寝してますが、
起きたらたぶん・・・200mlくらいは
ちゅ〜!!!
って飲んじゃうと思います。
当然のことながら飲めば出るので
水を飲む前に起きぬけのトイレに連れて行くと
同じくらい出てるんじゃないか?
と思うくらいの量が出るんですけどね。
そんな水ですが、
スリランカ旅行に行く方達、
スリランカでは一日の水分補給量は
最低でも2リットル以上と言われます。
500mlのペットボトルが
ホテルの部屋に置いてあるのは良く見ますが、
少なくとも4本分は
一日に飲まないといけないってことですよ!

「ええ〜、そんなの無理〜w」
って笑った友人、いました、いました。
観光の車移動ばっかりの中で
そんなにのどか湧かないし水飲めないです。
私も最初の観光の時だけでなく
滞在を始めた最初のころ思ってましたしww
でもそれ、適当に言っているのではなくて、
「そのくらい飲んだら体にもいいよ」
程度のことでもなくて本気の話なんですよ。
理由の一つは
スリランカの食事は体に石が
溜まり易い食事だと言われること。
ということで、食事の後スリランカの人たちが
コップにいっぱいにされた水を
ぐびぐび〜!!
と大量に飲むのはスリランカ料理が辛いから、
ではなくて食事の後にはたくさん水を飲む、
ということが習慣付けられているからです。
逆に食事の後に水を飲まないと心配されますし
飲むように言われます。
へ〜、って思うかもしれないですが
これ、と〜っても大事なことです。
これ以外でもアーユルヴェーダの治療を受けたいと
スリランカでの滞在を考えている方、
そういう人も2リットル以上飲むことを
心がけてください。
これは絶対に!!です。
というのもアーユルヴェーダの治療で
飲み薬を処方されて飲んでるって場合、
その飲み薬、治したい部分は治してくれるかもしれませんが
もちろん困ったことも引き起こす可能性がありまして。。
スリランカのテレビ番組で
アーユルヴェーダの注意点について
取り上げられているのを見たこともあるんですが
アーユルヴェーダの、
特に薬草を使った飲み薬というのは
薬草の粉のようなものを飲んだりもするわけですが、
それをろ過して体内に取り入れていくのに
一番負担がかかるのが腎臓。
ということで、腎臓に負担をかけながら
体の治したいところを治していく治療法と言う人もいるんです。
筋肉増強などのために飲むプロテインも
腎臓に負担がかからないよう
飲んだ後には十二分に水を飲むように書かれていますが、
それと同じことですね。
だから腎臓の負担をできるだけ軽くするためにも
アーユルヴェーダの薬を処方されたときに
2リットル以上の水を飲むように、
と言われるのはそんな軽い話ではないってことです。
スリランカのアーユルヴェーダって
とっても良いものなのに
どうしてスリランカの人たちは
西洋医術を受けようとするの?
って思ったこと、ないですか?
日本からわざわざアーユルヴェーダを
受けに行こうとしているのに
最近のスリランカの人たちが
アーユルヴェーダを受けようとしないのはなぜ??って。
その理由が
アーユルヴェーダの治療には
とにかく時間がかかること、
(西洋医学のほうが短期間で治ること)
腎臓を痛める可能性があるかもしれないということ
そしてそれを軽減するための大量の水を飲むことが
難しかったり、できなかったりすること。
(西洋医学は副作用はあるものの
それほどたくさんの水を飲まなくても良いため
手軽に薬を使える)
ということなんですね。
そいういう事情をスリランカの人たちは
身にしみて分かっているため
自分の体と相談しながらどちらが自分にとって良いのか判断して
上手に付き合っているということです。
ちなみにスリランカで腎臓病は
死因の上位に入る病気であり、
その病気になる要因の一つは
アーユルヴェーダが関わっている
というドクターもいるようです。
スリランカのドクターや家族、お友達に
「しっかり水を飲んでね。」
と言われたらただの水分補給だと思わずに
体をいたわるためにも
しっかりと水を飲むようにしてくださいね。
もちろん私はシンハラ語専門であって
アーユルヴェーダ専門ではないので、
こんな話についても
正直裏付けに関しては弱いわけですが
シンハラ語を話したり読んだりしていれば
噂話の域でも含めいろいろと聞くことになります。
ここ最近、スリランカに
アーユルヴェーダの治療を受けに行きたい。
そんな話をちょくちょく聞いたので
行く前にぜひ知っておいてほしいな〜
と思って取り上げてみました。
もちろん短期間の滞在や治療であれば
体もがんばってくれるかもしれませんが
知らずに行くよりも知って行くに越したことはないって思います。
知らない方がいたらぜひ教えてあげてください。

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