洗いもの

日本とスリランカで細かいことだけど違うな〜と思うことの一つに「洗う」ということがある。
日本では料理をする時、お皿に盛りつける時は洗って干してあるお皿を使うけど、スリランカでは必ず盛り付ける前、料理する前に洗う。
これはかなり徹底していて、洗って干してあるものでも例えばポルカトゥハンダ(お玉)や鍋、材料を置いておくお皿などすべてのものを使う前にもう一度水で洗ってから使う。
洗って干しておいてもハエやアリ、虫が止まっていたかもしれない、夜に洗ったものであれば朝までにネズミやゴキブリだって近くを走っていったかもしれない。
そう考えて再度洗う。
私も最初は
「せっかく洗って干して乾いたのに料理する前にまた水に濡らすの?」[[pict:alien]][[pict:ase2]]
と思ったけど、確かに考えてみれば虫が多いスリランカ。そのまま使うのは不清潔とも言える。
ま〜、でも日本だって100%虫がいないわけでもないから今まで私たちは夜ゴキブリが走っていったお皿を気付かずに次の日使っていた可能性はあるかもしれないってことだよね〜。
そんなスリランカのやり方でも、日本は気にしないからと黙ってそのままお皿に盛ってしまえば洗ってないお皿だって結局は食べるでしょう?と思うかもしれない。
確かに食べるのは食べる。
でもそれを見た時、こちらが考えるほど食べてくれなかったり、家に帰ってから「どうしようかと思った〜!」と話したりする。
何か不清潔だと思う様を見た時、食に与える影響、イメージ力が半端ない。
だからお店で食べるご飯や紅茶もローカルなお店で出てくるものがみんな濡れているのは洗ってくれているから。
紅茶を飲む時、ソーサーに水が溜まっていて飲みにくい〜[[pict:item5]][[pict:ase2]]と思うかもしれないけど、それは洗わずに出してきてるわけじゃないってわかる。
逆に言えば清潔に気をつけてくれてるって事。
みなさんも観光旅行中に濡れたカップとソーサーが出てきたら怒らないで「洗ってくれたのね。」と考えてあげてくださいね!
そうそう、それからスリランカで逆に料理を作ってあげる〜という場面に遭遇した時には逆に「洗う」ことをお忘れなく!!

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